皆さんこんにちは。 第39回目の質問にも多くのご回答をお寄せいただきました。 感謝致します。 ゴールデンウィークが明け、気候も暖かさが増してきました。 気分も前を向ける時期ではないかと思います。 さて、「遊びがある」ということは、とても大切なことです。 これは誰でも「そうだ!」と言えることのひとつではないかと思います。 その意味するところは説明がなくてもおわかりかと思いますが、 「余裕を持つ」ということですね。 仕事を進めていくうえで、「頑張る」ことは重要ですが、いつも 気を張っていたのでは直ぐに疲れてしまいます。 気持ちも続きません。 結果として良い仕事もできません。 しかし、このことはわかっているようで実現しにくいところもあります。 転職したてで「結果ださないと!」と思っていると当然チカラが入ります。 そのこと自体はとても素晴らしいこと。 一方で、チカラを入れるあまり、意図しないトラブルを招いたり、 これまではなかったような失敗をしてしまうこともあります。 といって、チカラを抜く時間を作ってる余裕もない・・・。 これでは、頑張れば頑張る程、負のスパイラルに入り込んでしまいます。 とてもさじ加減が難しいところです。 「チカラを抜く」を「手を抜く」「さぼる」と解釈すれば、「それはマズい!」 ということになりますが、仕事というのは「ここ!」というときに 最大のパワーが出せるようにしておくことが重要なのです。 つまり、いつでも最大のチカラを出すことは当然困難であり、仕事の全体を 見据えて、チカラのいれどころを把握する。 そこにピークを合わせて自分をコントロールするのです。 普段しなやかなムチが、あたる瞬間は鉄のように硬くなるのと同じです。 こうなる原因の一つに、「自分は転職して期待されているから」という気負いが あります。 「気合い」は良いのですが、それが「気負い」に変わると苦しくなってきます。 常にチカラが入っている状態になるからです。 そうなると、自分の足元しか見えず、その仕事のゴールが見えなくなり、 結果、チカラを入れるべきところから離れたところでチカラを入れてしまい、 肝心な箇所でチカラが出ないということにもなります。 遊び(余裕)が少しでもあれば、それは避けられるのです。 先に書いた人間関係同様、チカラの入れどころと抜きどころをコントロールできることは 転職後力発揮の大きな要素です。 遊びが良い仕事の支えになるのです。 第40回目の質問です。
「あなたの今の仕事のゴール、見えてますか?」 「今のあなたの心に、『少し休んで周りを見てみよう』という余裕はありますか?」 ※この記事を読まれたら、どんなに忙しくても一旦立ち止まって 自分の仕事の仕方や仕事そのものを振り返ってみてください。 その頑張り方で良い結果が出せますか?