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第6回:モテる人財は自分の目指す時給価値を知っている
こんにちは、
サクセスキャリアデザイナーの鉾立由紀です。
毎日暑いですが、お元気ですか?
はやいもので第6回目です。あなたのモテ度アップに向けて、私も一生懸命がんばりますね!
さて、今回の「『モテる』転職 〜選ばれる人が教えない秘密の法則〜」はこちら↓
「モテる人財は自分の目指す時給価値を知っている」
早速ですが、演習をやってみましょう。
今から説明するAさんの例を見ながら、一緒に計算してみてください。
Aさんは、東京在住の典型的なサラリーマンで、年収は500万円です。
Aさんの一日の基本労働時間は昼休みを除いて、7時間。週休二日で、月から金までが仕事です。
Aさんの年収を時給換算してみると、以下のようになります。(お盆休み等を除き、一年を50週として計算。)
500万円 ÷ (7時間 × 5日間 × 50週間) = 約2,857円
普通、この数字を見ると、いろいろな意見が飛び交います。
「時給にすると安い!」
「これだけの時給分だけ、働いているかな?」
「結構もらってるかも!?」
どのように感じたかに、正解、不正解はありません。
ただ、このエッセイを読むあなたには、特別に!!
「モテる人財」が、この時給換算された数値をどう活用しているのかをご紹介します。
初級:自分が時給価値以上の仕事をしているか、常にチェック。
Aさんの時給は約2,857円です。Aさんが「モテる人財」なら、Aさんの毎時間の業務が2,857円以上の価値を作り出しているか常に意識しています。
例えば、Aさんの1時間の仕事が、時給1,000円で働くアシスタントと同じレベルであるのならどうでしょうか?それは、Aさんが雇われている意味を全うしているとは言えないでしょう。
確かに、会社によっては、アシスタントも派遣の方もおらず、苦労されている方も多いかもしれません。
ただ、ここで理解して欲しいのは、「モテる人財」の意識のポイント。
会社があなたを正社員として雇っているのは、「時給以上の仕事を任せられる人材だと認識しているから」です。
「手伝ってくれるアシスタントがいない。」
「この雑務をどうしろって言うんだ!」と嘆く前に、
「どうすれば、毎日の1時間1時間で時給以上の価値を出せるのか?」
そう考えるのが「モテる人財」なのです。
中級: 自分の時給をプライベートにも当てはめて考える。
さて、初級では、Aさんの業務時間中の時給を考えてみました。ただ、これはサラリーマンとしての考え方です。
中級では、Aさんがフリーランスと仮定しましょう。Aさんの年収は変わらず500万ですが、フリーランスと言う条件が入っているので,Aさんの働く時間はAさんが決められます。
Aさんは、一日に3時間、そして週に3日だけ働いているかもしれません。Aさんの年収が500万なら、とても効率のいい働き方をしていますよね。
逆に年間500万を稼いでも、24時間365日働いていたら、効率のいい働き方をしていないと言えるでしょう。
実際には、サラリーマンとして働いているのが現状だとしても、このように視野を広げることによって、自分のプライベートの時間まで、ある意味「業務仕分け」ができるのです。
あなたがダラダラしている時間、もっと効率的に使えませんか?別にお金を生み出さなくても構いません。ですが、もし「私には1時間当たり2,857円の価値を生み出せる能力がある!」という意識を持って、プライベートの時間も過ごしてみたらどうでしょう?どう考えても無駄だと思えることを控えめにすることができるのではないでしょうか?
上級: 目標年収に対しての時給価値を提供する
本当に「モテる人財」は、自分の目標年収に対して時給を出します。
例えば、欲しい年収が1,000万だったら。
1,000万円 ÷ (7時間 × 5日間 × 50週間) = 約5,714円
時給にして、約5,714円ですね!
さてここで、
「そんな時給、私に稼げるわけない!(焦)」
と思うか、
「時給で考えると年収1,000万もたいしたことないな!やってみよう!」
と思うかで人生に大きな開きが出てきます。
業務時間内で5,714円の価値を提供する自信がなければ、プライベートでも自分自身の価値をあげてみましょう。
これは「休みの日に仕事をする」という意味ではなく、プライベートで無駄に使われていた時間を、意識的に、あなたを本当にリフレッシュさせたり、向上させたりする活動に変えるということ。
あなたのプライベートの在り方が変われば、仕事のやり方も変わってきます。
あなたが営業マンなら、どうやったら効率的に目指す時給に到達できるか、ゲーム感覚で考えてみましょう!できるだけ楽により高い時給価値を提供できるよう、戦略を練るのです。
あなたが過ごす毎日の1時間。ただなんとなく過ごすのではなく、毎時間、毎時間あなたの時給価値以上の価値を提供できるよう意識し、実践しましょう。
これが、会社から「モテる人財」の秘密の心がけです!
今回も最後まで読んでくださってありがとうございます。
次回もお楽しみに!
モテの秘訣その六モテる人財は自分の目指す時給価値を知っている