佐藤由明プロフィールはコチラ
第1回:「天職は長い旅の果てに」
寒くなってきましたね。
情熱をともして、ココロで温まる季節。
自分の意識が底へ底へ潜っていく季節。
冬。
この季節の空気の鋭敏さが私には心地よく、
精神に光が射し込むようで大好きです。
みなさん、
熱く生きていますか?
春に「桜」が美しいかどうかは、
この冬をどう切り抜けるか、
この透き通った鋭敏な空気をどのように扱うか、
そう、あなた次第です。
「未来」を決めるのは「今」という神様です。
こんにちわ。
詩人カウンセラーの佐藤です。
人は人生の3分の2の時間、仕事をして生きていきます。
(精神においては、人生のどれだけの割合を仕事にかけるのでしょうか?)
つまり、「仕事を選ぶ」ということは、
「人生を選ぶ」と言っても過言ではありません。
そんな人生のターニングポイントにいらっしゃる皆さんに、
どうか、最高の天職に転職して頂くために、
転職活動やその後の仕事での心の扱い方をしっかりと発信したい!
そんな心の叫びから、このコーナーが成り立つことになりました。
カウンセラーとして「ココロ」にスポットを当て、
毎回、転職に役立つ有意義な情報を発信していければと思っております。
どうぞ、よろしくお願い致します!
お願いします!と言った後に、
まだまだ余談ですが、
「天職」は英語では、「Calling」というそうです。
みなさんも、
自分の心と向き合って、
長い旅の先にある「Calling」と出会いましょう!
さてはて、
ここで唐突に質問です。
今朝、あなたが起きてから、この文章を読むまでの間、
どんな感情が自分の中に湧き上がりましたか?
頭の中だけでもいいので、言葉にしてみてください。
気持ちを手のひらの上に乗せてみてください。
私が企業等の現場でこの質問をすると、
気持ちを言葉にできない人が、意外とたくさんいます。
事実の羅列でしか出てこなかったり、
「すっきりしていた。」
「むかついた。」
等々、感情を伴った事実でしかなかったり。
もっともっと深くイメージしてみてください。
そのときの自分の気持ちを深彫りしてみてください。
たとえば、電車の中で、若者が座り込んでおり、
その状況を見た時に、
「もっと考えて生きろよ。
恥ずかしくないのか?どんな生き方を今までしてきたんだ?」
などなどの「」の中の部分です。
事実(事象)には常に気持ちが寄り添っています。
「気持ちを確認すること」
これが、なかなか皆さんできていません。
これを一度改めてしていただきたいのです。
なぜこんなことを必要だと叫ぶのか?
(叫んでますよーー)
心の健康を保つためには、
まずここからが始まりなのです。
転職活動をする上でも、
そのもやもやした気持ちや、
漠然と降りかかる不安を言葉にしていますか?
自分で深く深く気持ちを把握し、整理し、
現状に目を向けてみると、
心の視界はすっきりとしてきます。
今からやるべきこと、自分が本当にしたいこと、
自分の能力のたな卸し等、重要なことが見えてきます。
多くの人たちは、社会や学校で、
ネガティブな感情や、明確な感情を表に出すことを、
抑えられている傾向があります。
特にネガティブな感情は表に出さないように、
自分では見ないように、
そう社会は促します。
成果主義の功罪はここにあります。
純粋に競争原理がいけないわけではないのです。
さまざまな競争のために、
自分のココロの動きがどうなっているのか。
組織の中で、クライアント先で、
人々のココロの流れがどのような動きになっているのか。
それらを確認し、把握すること。
こういったことが、今の時代において、
自らの成長のため、自らを守るために非常に重要です。
少し心がけて生活をしてみてください。
このような感じで、
「自分と向き合う」をテーマに、
皆さんと一緒に、
ココロを育てていけたらと思っています。
次回からは転職に際しての、
より有益な情報を発信していきます。
どうぞ、
これからよろしくお願いします!!
皆さんの健康と健闘を祈ってます!!
「自由と人生は毎日それらを改めて征服する人のみに価値がある」〜ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ