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第20回:【ロンバケに見る男女の友情】
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「ロングバケーション」というドラマがありました。
最高視聴率が36.7%という
社会現象にもなった「月9」のはしりです。
当時、
私は高校一年生でした。
田舎者の私は、
このドラマに、大変強く影響を受けました。
主人公のキムタクが弾く
「セナのピアノ」という曲を弾くために、
楽譜を買ってきて練習をしました。
ピアノの上に電話を置き、
当時付き合っていた彼女に電話越しに聴かせたこともありました。
思えば、上京し入学した大学も、
綺麗な女性が多かったことと、
ロンバケのロケ地だったことが、
判断基準としての決め手になりました。
甘い甘い思い出です。
そして、
このドラマの中で、
「男女の友情って言うのは、
すれ違い続けるタイミング、
もしくは、永遠の片思いのことを言うんです」
という台詞があります。
なかなか考えさせられる言葉です。
私は個人的には、
男女の友情は絶対にある、
と信じている派なのですが、
年を経ることに、その気持ちが揺らいできています。
というよりも、形が変わってきています。
ま、個人的なことはさておき、
この考えは、
「企業」と「従業員(求職者)」との関係に置き換えられると思うのです。
よく転職は「恋」に置き換えられることがあります。
今回は、少し観点を変えて、
「男女の友情」を元に考察してみました。
前述の言葉を引用すると、
「すれ違い続けても、
永遠の片思いでも」続く関係。
これを【男女の友情】と言い換えることもできます。
では、
この、それでも続く関係とは何なのか?
おそらく、
という前提をつけておきますが、
「信頼」
ですよね。
とても素敵な関係だと思うのです。
そこまで期待せず、
そこまで依存しない。
だからこそ、信頼できる。
そうなんです。
この、
【期待せず】
【依存せず】
これはとても大事なコミュニケーションの一つです。
何かを会社のせいにする人、
何かと上司のせいにする人、
生活を給料に依存する人、
人生を景気に依存する人、
それはもしかして。。。
元々、期待しすぎ、依存しすぎたのではないでしょうか?
新橋の飲み屋に行って、
あらゆる愚痴を聞きながら、
一つ一つの事象に、
「それはあなたが期待しすぎたのですよ。」
「そんなことに依存してもしょうがないですよ。」
と説いて回ったら、
全体の8割ぐらいの愚痴が無くなるのではないでしょうか?
(いやぁ、自分勝手なことを言っていますが、
もっと難しい問題だらけですよね、人生は。
ただ、一つの心の在り方として、とても大切なことです)
あなたが会社を辞めたのは・・・
彼がなかなか転職できないのは・・・
もしかして。。。
今回もありがとうございました!
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恋は火と同じように絶えず揺れ動いてこそ保たれる。
期待したり、恐れなくなったりしたら、もうおしまいだ。
〜〜ラ・ロシュフ−コー〜〜