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第34回:【人は変われる。というその言葉を疑え。:後編】
●1:外交的・内向的
●2:嘘をつかない・人にやさしくする
これらを見てどう思いましたか?
どちらが簡単に変えられるものでしょうか?
2ですよね?
メンタルケア的観点からすると、
自分が先天的に持ち合わせた1の要素を、
無理して変えようとするとき、
人は心を壊すのです。
一例ですが、
レディースアパレルの女性店員が、
心に問題を抱えてしまう原因はここにあります。
自分の持つ資質を自分で無視して、
恥ずかしがり屋だけど、
無理な笑顔で接客をする。
いつの間にか、
無理矢理な笑顔が顔に張り付いてしまう。
こういった例は少なくありません。
もし、あなたが恥ずかしがり屋なら、
それはそれと自分で受け止めて、
接客する方法があります。
あるいは、その方法を見つける努力をするべきです。
マニュアルの怖さはここにあります。
人に対して、心からありがとうを言える人がいれば、
心からは言えないが、
手紙でありがとうを伝えることができる人もいます。
自分はいったい何者なのか。
それを追いかけた先に、
あなたの心が安定する道があります。
人には変われる資質と、
変われない資質(変えてしまうと自分を失くす)があるのです。
そして、
これらは体験や経験、
環境によって変わります。
あの彼と僕のように。
現在の自分の体験を勘違いしないようにして、
自分の環境・関係をしっかりと把握して、
自分の変えられる資質、
変えられない資質を見極めましょう。
私に子どもがいないのは現状変わらない事実です。
でも、この先変わる事実です。
その中で、
変わっていく自分は大いにあることでしょう。
ただ、自分の中に受け入れられるもの、
受け入れてはいけないもの、
それを見失わないようにしたいものです。
人は変われる。
変わらない自分の資質を受け入れた時に。
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「相手が変えようとするときに、自分も変えようとすること、
これが一番怖いと思います。」
〜〜 イチロー 『イチロー262のメッセージ』より 〜〜