佐藤由明プロフィールはコチラ
第37回:【価値観なんて強要できるわけがない。】
たとえば、隣の席の上司との関係。
たとえば、古臭い会社のシステム。
たとえば、日本人のココロ。
「何かを変えたい。何かを良くしたい。」
と思ったっときに生まれる熱の伝染、
それを伝えることによって生まれる葛藤。
そのような行為は痛みを伴う。
あてのない気苦労がつきまとう。
それでも、
やめられないからやることがある。
これはもう、
「神聖な信仰」のようなものだという諦めを背負って。
それは、仕事でも、子供を育てる事でも、
ゴミを拾うことでもなんでもいい。
ただ、その、
「変えなきゃ=変わらなきゃ」
を思った時、
何かしらの切なさや痛みがつきまとう。
だからこそ、心が震える瞬間がある。
そして、そのために、同じように、
「周りの環境を変えていく=自らの価値観」
を形作っていくことになる。
そして、ここから価値観の話。
自らの価値観は、
圧倒的な違いを持つ価値観と出会って創られる。
まず、
その「圧倒的な違い」に気付くために、
自分の価値観をはっきりさせとかなければならない。
アイデンティティの欠如は、
自分の価値観の無さから生まれる。
それは、自分を捨てることに、
相手に喰われることに繋がってしまう。
外国人に好き勝手にされる六本木の少女のように。
まるで、アメリカの49州目のこの国のように。
価値観がはっきりとしていること。
それが認め合うことにつながる。
一人ひとりが違う生物の中で、
本当に認め合うこと、
そして、世界を分け合うことは、そこでしかできない。
僕らはもっともっと美しく、
絶対に人と分かち合えないことがあることを知るべきだ。
そのうえで、
「俺はこう生きてるぜ。そっちはどうだ?それぞれの世界を分け合おう。」
のスタンスで個々人が生きるべきだ。
これが、最高のコミュニケーションの形だ。
面接だって同じだ。
「変化」がつきもののこの時代に、
まったくもっての会社のファンは、怖い。
面接官は密かに思っている。
会社への愛はありがたい。
ただ、この会社が無くなったら、あんたはどうするつもりだ?
人間同士が、「生きている実感」を与え合える人生。
そうでありたい。
極端な話だが、
「ココロに触れる仕事=人間の可能性」
を感じられる仕事でもある。
だからこそ、痛みはつきまとうが、
相手のココロ=世界を見させてもらうことに感謝をしている。
お互いの「生」を、認め合って楽しみたい。
さぁ、今日は、
こちらもそちらもそのスタンスで行きましょうや。
「自分」と「他人」や、
「自分」と「人生」や、
「自分」と「愛」や、
「自分」と「夢」
それらの距離は、
「違う」からこそ発展するものだ。
「愛する」とはそこから始まり、
自分の本当の「世界」とはそこで決まる。
価値観。
さぁ、あなたの価値観は、どうですか?
今回もお読みいただきありがとうございました!
佐藤までのご意見、ご感想、悩み事などなど、お待ちしております!
こちらまで!
↓
http://satoyoshiaki.com/
shukatsu@poeganezia.jp
ココロ熱くお待ちしております!!
生まれた所や皮膚や目の色で いったいこの僕の何がわかるというのだろう
運転手さんそのバスに 僕も乗っけてくれないか
行き先ならどこでもいい こんなはずじゃなかっただろ?
歴史が僕を問いつめる まぶしいほど青い空の真下で
〜〜 「青空」 ザ・ブルーハーツより 〜〜