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第49回:【リアルカウンセリングスト−リー 4】
言葉は心です。
心は言葉です。
人に言葉と目で何かを伝える時、
それが本気なのかどうか、
人間は簡単に見分けます。
つまりは、
自問自答の数を、質を、
人はしっかりと判断します。
そう、自問自答に関しては、僕は負けません。
自信満々です。
僕には毎日、
自分に対して吐き続けた4000編の詩があります。
心があります。
4000回は自分と向き合っています。
詩人はきついんすよ。
人に対してはつけてしまう嘘が、
自分にはつけないんすから。
大統領が誰になろうと、
世界の平和が見えなくとも、
ただ、眼の前の人間と愛を分け合う。
誰に何と言われようと、
もう死んだと言われる日本の心に対して僕ができる唯一の勇気。
それが僕なりの「人間関係をする」ということです。
そして、僕は知っていました。
自分に嘘をつかずに、
自分を愛することをあきらめなければ、
何かは生まれるし、
人を見る時の自分の目が、
本気で人を愛しいていれば、何かが生まれる。
ということを。
そこにいるおとうさんが教えてくれたから、
胸を張って人間関係を続けていられるのです。
おとうさんとおかあさんがいたから。
ということで、
リアルカウンセリングストーリー、
第4回目です。
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※下記内容は、当事者さまから、
守秘義務、個人情報に関して、
公開の承認を頂いております。
【殴られても殴られても・・・好き。】
VOL.4
〜「幸せ」は「辛い」の隣にある〜
彼女が、自分の中に閉じこめていた感情と向き合い始める。
自分の感情だから、
自分の心に返ってきたときには、強い説得力がある。
本当は、私はつらいの?
本当に、私はしあわせなの?
「辛い」という漢字と「幸せ」という感じが、
似ていることをふと思い出す。
みなさんは、ここで彼との別れを進めるだろう。
しかし、プロのカウンセラーは極限まで指示やアドバイスをしない。
本人の自己決定の元でしか、人間は行動を変えないからだ。
彼女はその後、
極端に分離していた自分の感情を少しずつ把握していく。
両極端にあった自分の感情を知り、
つまりは自分を知り、自分を認め、許し、愛するようになっていく。
幅の広い感情を人のために、彼のために使えるようになった。
そして、殴られなくなった。
やがて、それは人間の、人生の幅になる。
ここで大事なのは、それでも彼女は自分自身を、
自分の感情全体を、自分で愛したことだ。
彼に左右されることなく、
「覚悟」という言葉が薄らぐ程の決意を持って、自分を愛した。
これが、逆に、自分を愛せないケースになると、
人は地獄へと転がり落ちていく。
自分だけではなく、人を傷つけるようになっていく。
問題の大小を問わず、
これらは社会の小さな日常の中で行われている。
あなたの隣で。
あなたの家族内で。
幸せという字は、辛いという字に、一本の横線が走っている。
これは幅広い自分を認め、愛することで、
世界の認識がガラッと変わることを意味しているのかもしれない。
そんなめんどくさい人生の修羅場によく付き合っていられるね。
と人は言う。
いや、繰り返しになるが、誰の日常にも、
そのような修羅場は大小を問わず、訪れている。
だから、人は悩み、
それゆえに幸せを謳歌する。
本で別の世界の出来事として関わるのではなく、
息遣い一つまで、関わらなければならない。
僕は関わっていたい。
だから、カウンセラーはやめられない。
(おわり)
佐藤までのご意見、ご感想、悩み事などなど、お待ちしております!
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ココロ熱くお待ちしております!!
おとうさんとおかあさんの卒業式、
つまりは、結婚式というものを僕はしたい。
バカみたいに一生懸命に。
〜〜 佐藤由明より 〜〜