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第60回:【現実を地獄に。愛を自分に。】
船だから、
海があるから、
旅なわけではない。
開いた心があればどこにでも飛んで行ける。
「行くも地獄、退くも地獄。」
自分の中に帰っていく恐怖と歓喜を証明しよう。
だから、生きる境地に共に行こう。
明日には見える光
明日という見えない光
ここから心までの距離
心からあそこまでの距離
陸からゆっくりと離れる船のように
海に抱かれて人ならば
自分の中にしかない光を
このスピードで
その感情の中で見つけるんだ
命を燃やすために命を萌やせ
生きろ
生命に息吹をかけるのだ
それは極めて美しいからこそ恐ろしい
だら?
「現実」
つまりは、
果ての無いその「地獄」に覚悟を持てば
広がる世界はどんどん君のものになる
こころは止まらない
着岸地点を求めて
目的を見失いながら
痛みにもだえて
明るい未来を見たいと泣く
こころは未だに止まらない
自問自答の果てには何があるのですか?
その疑問の先にだけ「生きる勇気」があるんだよ
その彼岸にいけば
心が震えすべてに感じ
涙が止まらなくなるくらいだ
ただ
それは誰も教えてくれない
なぜなら君が帰る場所は
そう
待ちに待っている君自身だから
そこだよ
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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俺様が吾輩を唯一雇うんだ
これからも旨いメシを腹一杯喰うんだ
空腹や苦痛は同じだけ続くが
俺の好物は自由だこの街でずっと
俺よりもずっと小さいと思ってた竜巻きが
一息に落ち葉を持ち上げるのを見た
俺よりもずっと大きいはずの自信が
もう立てないと嘆くのを何回も聴いた
消費速度にはあいにく我は騙されない
初期衝動以外に口をはさませない
ある日の街
見ず知らずの飼い犬が
すれ違いざま悲しげにこう言うんだ
「わかってるからこの首輪の事は聞くな
お前もその内この手の絶望を知るさ」
自分だけを信じて立つ時は来るんだ
雨なのにそんな曇った顔するな
〜〜 刃頭 feat ILL BOSTINO 「野良犬」 より 〜〜