皆さんこんにちは。 第20回目の質問にも多くのご回答をお寄せいただきました。 感謝致します。 希望通りの転職ができている方がおられる一方、そうでない方もおられます。 しかし、一旦その会社に籍を置くことを決めた以上は、その環境で 一定の成果を出すことが非常に重要です。 そして確実に成果を出していくためには、自分なりのスケジュールを立てることが重要になります。 そこで私が過去に実施したスケジュールを簡単にお知らせしますので、参考にしていただければ 幸いです(実は詳細は覚えておらず・・・スミマセン)。 ・入社一週間 「とにかく『知ってもらう』『知る』」 「私は中途で入った○○です!」ということをアピールする期間です。 まずは会社に馴染むことが重要。これは最初が肝心です。 これは入社直後からやらないと、中途入社が多い会社では「あんな人いたっけ?」 中途入社が少ない会社では「第一印象、暗いよね・・・」なんてことにもなりかねません。 まずは自分の存在を知ってもらい、そしてトコトン会社のことを知る努力をする。 一緒に仕事に携わるメンバーの氏名と顔を完全に一致させる(もちろんそれ以外の方々を 知ることも大変重要です)。 「積極的な姿勢」が、相手から受け入れてもらえる唯一の手段といっても過言ではありません。 ・入社一ヶ月 「流れを理解し受け入れる」 業務関連知識や業務の流れは、会社ごとに異なります。 業務の流れについては、以前の会社に比べて効率が悪いこともあるでしょう。 しかしまずは、その会社のやり方に慣れることが重要です。 企業には文化があり、それは長年培ったものであるため、新参者のあなたが入社して間もなく 「これはおかしい」と言うことは、その文化自体を否定されたと思われてしまう 原因にもなりかねません。 外から来たあなただからこそ見える部分については、あなたが広い視野で会社全体を見つめ、 しかるべき時期(あなた自身が会社に馴染んだと周囲も認める頃)に提案をすれば、それは 受け入れられる可能性があります。 ・入社三ヶ月 「小さな成果を出す」 業務にも慣れ、メンバーとのコミュニケーションも取れるようになった後は、 「期待された成果」を如何に出していくかにチカラを割きます。 もちろんこれは、入社時から戦略的に考えておく必要がある部分です。 どんなことでも良いので「三ヶ月」をひとつのキーにして成果を出すことは、あなたの 存在感を周囲に知らしめるために重要な期間です。 では何故「三ヶ月」なのか? それは、あなたが「即戦力」だと期待されていることが前提だからです。 また、「試用期間」を考えれば妥当なところでしょう。 ・入社半年 「小さな成果を複数出す」 即戦力と期待され半年が過ぎたころに、いくつかの小さな成果が出ていれば、 会社としては「採用したのは正解だった」と思うでしょう。 (もちろんそれは評価の一通過点に過ぎない訳です。そこで胡坐をかいてしまって、その後 成果が上げられなければ「モトノモクアミ」です。) 周囲のメンバーの見る目も「やるなぁ」ということになります。 第21回目の質問です。
上記の私の例を参考に、入社一週間、一ヶ月、三ヶ月、半年の 「転職後力発揮スケジュール」を立ててみてください。 ※今回は質問ではなく、ワークです。 転職先が決まっている方であれば考えられる内容ではないかと思います。 転職先が決まっていない方であっても、それを想定することで 自分のチカラが発揮できる会社かどうかの見極めが、 ある程度はできる可能性があります。