総務の仕事内容は、企業全体に関する書類の作成管理、契約書・社員名簿・社内規則・行政への手続きなどがあり、オフィスなどの不動産や備品管理、社員旅行などの福利厚生の整備など、社員が円滑に業務出来るようにします。
千葉では多業種からの求人が多く見られます。人事の仕事は、企業における新卒・中途社員の採用や教育、社員の異動・退職・昇進降格に係わる業務です。千葉は多業種からの求人と、総務人事を兼ねての業務が多く見られます。法務とは、すべての活動において会社の法的なトラブルに関する処理対応をします。労災問題・取引先の倒産問題・契約関連・クレーム・訴訟などがその一部です。
法務は企業にも重要な部署となるので、総務と切り離され一つの部署として設置している会社が増えています。こちらは特に法律が関係してくることから、千葉は大手企業や、知的財産を取り扱う企業の求人が多く見られます。
千葉県の平均年収は、465万円(平成25年度)となっています。全国平均は469万円なので、千葉はほぼ中間です。また、総務の年収は年代別に見ると、20代の平均年収が306万円で、30代は平均年収399万円、40代になると平均年収495万円で50代の頃には平均年608万円になり、平均的な数字です。
人事の場合は年代別に、20代が平均年収362万円で30代が平均年収455万円、40代には平均年収565万円で50代が平均年収768万円とやや高くなっています。また、法務の年収は、年代別に20代が平均年収439万円、30代は平均年収558万円で40代が平均年収698万円、50代には平均年収が899万円とさらに高くなっています。
業界別平均年収を見てみますと、1位が総合商社の1,286万円、50位は情報処理サービスの592万円、110位は宝石・貴金属が382万円となっており、総務・人事・法務における年収はおよそ中間に位置しています。これにより、千葉県の平均年収は全国平均よりも高く、また、総務は平均的、人事はやや高く、法務はさらに高いことがわかります。