いろいろなお店があり、仕事内容もそれぞれですが、どんな店でも全体を仕切っているのが店長です。店長経験がなくても、店長を目指すことはできます。店長や店長候補の仕事内容は、通常のオペレーションをこなすことはもちろん、お店やバイト全体を見回して、不足している部分や変えたほうが良い部分を改善していきます。
さらに、そのことを従業員全員に周知できるようにする人材育成も行います。つまり、お客様、従業員の双方に気を配ることが必要です。店長経験がないと始めは慣れないかも知れません。
この他にも店の事務や売り上げの管理もします。他の従業員の勤務も管理したりと、裏方の仕事も細々と多くなります。細かなことをこなしながら、店長候補だとお店の顔として全体を引っ張っていくことも求められますので、多種多様な仕事に対応していくことが必要です。
店長や店長候補になるとどのくらいの収入になるのか、データを見てましょう。神奈川県の店長や店長候補の平均的な年収ですが、業種や年齢によって異なります。また、初めのうちは店長経験がないと、多少低くなり、見習いのような期間を設けられることもあります。
それを前提にして、まずは神奈川県の平均年収ですが、532万円くらいになっています。年代に分けると、20代後半が335万円、30代前半が382万円、30代後半は424万円、40代前半では456万円、40代後半では479万円となっています。神奈川県の水準は高い方です。
では、業界ごとに見てましょう。店長や店長候補が多い飲食や販売系の業界の平均は340万円です。店長経験がない人でも十分に評価されています。もちろん、年齢が上に行くほど、スキルが付くほどに高くなる傾向があるので、年齢や経験があるともっと高くなります。このように、自分の経験で収入を上げられるのが、店長なのです。