エンジニアという職業は幅広く、航空機関係もあれば音楽関係もあるというものでおおまかにいうと技術者です。その中で電気設計は回路設計、IC・LSI設計.関係のシステム設計の技術者ということになります。自動車メーカーと大手サプライヤーが中心で最近の傾向として、電気・電子系エンジニアの求人数は東京と大阪では、1:2となっています。
電気設計の仕事内容は、今や現代の生活に必須となっている携帯電話やパソコン、家電製品など多くの電気関係のシステム設計を行います。その他、産業用ロボット、電気自動車、自動車、医療機器、エアコンなどモーター設計なども多いです。
図面を引くというイメージがありますが、他部門との調整、外注業者と折衝など総合的な立場で活動しますので、効率の良い設計になる為にはコミュニケーション能力も必要になります。生産ラインから製造部門までプロジェクトの一員としてに参画できるのでやりがいのある仕事だといえます。
転職を考え、人材派遣や求人サイトに登録をされている方もいらっしゃると思います。例えば、大阪府の平均年収は440万円となっていますが、ものづくりでは欠かせない人材の電機設計関連お仕事に転職した場合平均的には550万円となっています。
職種には、半導体・回路設計・制御設計(電気・電子機器関連)、(精密・医療機器)、(機械、重電関連)、機械・機構設計(精密・医療機器)、(自動車、輸送機器関連)、(電気・電子機器関連)、金型・筐体設計などがあります。中でも、機械・機構設計では製品開発及び各種設計や半導体製造装置の電気設計などの需要がありエンジニアとしての平均年収は650万円と高いものになっています。大阪府というところは、大手自動車メーカの開発センターや研究所、大手総合電機メーカーなどの企業が多いので、電気設計エンジニアの求人は現在のところ東京よりも大阪府の方が需要が多いようです。
最近の傾向としてデジタル回路、アナログ回路設計、LSI設計の経験のある人が多く求められ、ロボット・産業機械等の精密駆動システム、精密機構の設計や電気回路及びソフトウェアの設計の需要や又、少子高齢化の影響もあり医療系の企業のソフトウェア開発の需要も多いようです。