営業職を探している人にとって、求人雑誌などで頻繁に見かけるセールス関連求人の職種が、ルートセールスという言葉です。このルートセールスという職種は、具体的にどのような仕事なのでしょうか。
この職種は、一言で言えば日本語で言うところの、得意先営業に当たります。営業マンの仕事の中には、新しい職種開拓する新規営業と、得意先を訪問するルートセールスの二つに大きく分かれますが、ルートセールスは既に顧客となっているお得意様の所に定期的に訪問し、新たな商品の提案などを行うと同時に、既にある顧客が他の競合業種などにとられてしまわないように、常に顧客との関係を構築していく重要な仕事です。
ここまで説明すると、非常に困難な仕事のようにとらえてしまう方も居るかもしれませんが、この職種の具体的な仕事の中には、例えばEメールなどでの顧客とのやりとりや、不具合の対応、そして夏には暑中見舞いの葉書を出したり、お中元の季節にはお中元を持って、得意先を訪れるなどの仕事もこの中に入ってきます。
大阪府エリアでのルートセールス営業の給与の平均額はどのようになっているのでしょうか。これらルートセールス営業の給料などに関しては、年齢や性別などによっても変わってくるようですが、全ての年齢と性別などを含んで大阪府のエリアで総合してみていくと、ルートセールスの経験がある人の平均が、おおよそ月収にして20万円前後、そして未経験者がおおよそ月収15万円程度となっているようです。
しかし、営業マンにつき物なのがいわゆるインセンティブ。インセンティブという言葉は、その営業マンの業績に深く関わってくる言葉で、ルートセールスとも切っても切れない言葉になります。そしてインセンティブとはつまり、営業成果報酬ということになり、セールスマンが業績を出し、売り上げを上げたものの中から、パーセンテージなどの割合で、その見返りとしての報酬を貰うことがインセンティブになります。
最近では、大阪府エリアのルートセールスなどの職種でも、このシステムを導入している企業もあり、このインセンティブの有無でも、その平均給与が変わっていく可能性があります。