Webプロデューサーというのは、クライアントが希望する予算や納期などを守りつつ、Webサイトを構築して納品する業務が中心となっています。
Webプロデューサーはどちらかというと営業的な側面が大きく、クライアントからのヒアリングやプレゼン、Web構築のための業務の統括などを担っています。
一方、Webディレクターは具体的なサイト構築の業務の指揮や監督をします。Webディレクターはどちらかというと技術者的な側面が強く、制作現場の監督者として制作工程全体を見渡し、制作スタッフに指示しながら制作物の納期や品質をコントロールする役割を担っています。そのため、商品の仕上がりにおいてはこちらが責任者となります。
平成24年の東京都の平均収入を見てみると、平均年収が582万円、平均月収が39万円、平均年齢が40.9歳となっています。これに対し、Webプロデューサー、Webディレクターの平均年収は466万円となっており、若干男性のほうが年収は高くなっているものの、東京の平均年収よりもやや少ない金額となっています。
ただし、こういった仕事は若い年代の人が多いことを考慮すると、必ずしも収入が少ないとは言い切れません。 東京の平均年収を年代別にみてみると、20代前半が242万円、後半が335万円となっています。また、30代前半は382万円、後半は424万円となります。
Webプロデューサー、Webディレクターの年代別平均年収は20代で375万円、30代で483万円となっており、同世代に比べると、若い年代のうちから収入が比較的多くなっていることがわかります。もちろん、受注せいですので、いかに仕事を多くとるかにもかかっています。