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第3回:【胸を張って希望と地獄を】
昔、「愛される」ことを教えてくれた
大切な女性にこんなことを言われたことがありました。
あれは、陽の射し込まない部屋の中でさえ、
木漏れ日の温かさを感じる昼下がりのひと時でした。
「毎日、祝福された一日のリボンをほどきなさい。
あなたが怒りに任せ、むやみに過ごしたその一日は、
昨日死んでいった人がどうしても生きたかった一日なんだよ。」
友人が死に、家族が死に、
時は永遠でないことを知り、
絶望の中で人は何かを得ていくようになるものです。
先日の大統領就任演説の中で、
オバマ大統領は「今こそ新しい責任の時代」という言葉を使いました。
「責任」とは、
希望も地獄も寄り添い合って成り立つ言葉です。
とても大切なことを教えてくれるな、と思いました。
人生でももちろんのこと、
転職で必要なことは、希望であり、地獄であり、
すっぴんの己と、すっぴんの社長や企業というものです。
その現実の元でしか、夢を見ることはできません。
では、現実で夢を見るために、
必要なことはいったい何なのでしょうか?
私たちは何者なのか、
来た日を思い出すことかもしれません。
成功の喜びや後悔の記憶を、
色あせないようにする努力かもしれません。
真夜中に書くラブレターのように、
艶やかな言葉を大切な人たちに贈ることから始まるのかもしれません。
時は自分で創るものであり、
そのすべてはあなたの気持ちから始まるからです。
【ベルリン・天使の詩】という映画にこんなセリフがあります。
『時が癒やす?時が病気だったらどうするの?』
不景気は時代ではありますが、時ではありません。
人々の気持ちのカケラがこの世界の色を決めるのです。
だから、あなたが、私が、
この時を刻まなくてはならない。
転職の意義が、社会貢献でもいい。
お金でもいい。愛する人を守るためでもいい。
そこに成り立つ責任を、果たすためにあなたはここにいるのです。
それは素晴らしいことですし、
責任を果たせる可能性のある転職は素晴らしいことです。
どうか、胸を張って時を刻んでください。
メディアのまやかしに負けず、可能性を謳歌してください。
みなさんの心に希望と地獄がある限り、時は前に進みます。
がんばりましょう、「共通の善」のために。
みなさんの目に希望がありますように!
ありがとうございました!
またお会いしましょう!
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「マーちゃん、俺たちもう、終わっちゃったのかな?」
「バカヤロウ! まだ何もはじまっちゃいねぇよ!」
〜〜映画:キッズリターン 監督:北野武 より〜〜