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第16回:【「オモウ」と「カンガエル」の違いを想う】
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昨晩、青春18切符を使って、
名古屋から東京へ夜行列車で帰ろうと思っていましたが、、、
(私は夜行列車の中で本を読むのが大好きです。
昨晩は、そんな列車の中でこのコラムを書こうと思っていました。
ロマンティックぶりたかったのですが。。。)
それは、そう遠くない過去、
あの「青春」が目の前を過ぎ去っていく様に、
見事にホーム上で、電車に乗り遅れてしまいました。
目の前をゆっくりと進んでいく電車を止めることはできません。
ただ、そこで抱く感情は、
なかなか普段味わえないもので、
地元の親友が、
「電車と女は追いかけるな」
と何度もつぶやいていたことを思い出しました。
少し彼のココロが見えたような気がしました。
切なさの極み。
深い感情が、私の中でわき起こりました。
皆さんも感じたことがあると思います。
どうにもならない切なさ。
失恋か仕事か、はたまた親子関係か。
あの感情は人にとって、
とても大切なものであると私は考えます。
そんな話もしたいものですね。
今朝、名古屋から東京に戻る新幹線の中で、
「時」と「思い」の関係性を考えていました。
人が移動をする上で、
時間的な距離が縮まった分、
ココロの距離はどのように変化しているのでしょうか。
よく、
「携帯電話が無かった時代」と、
「現代」の比較を笑い話でしますが、
少し前までは、時間に遅れることや、
大切な人を待たせてしまっている事に対する情緒的な責任は、
ココロの中で今よりもずっと重かったはずです。
時代は変わる。
追うものは追われるものに勝る。
しかしながら、
人として変わらないものがあって欲しい、
とそんなことを考えていました。
相変わらず、長い前置きでしたが、
今回はこの前置きに戻る機会がありますので、
注意深く歩を進めましょう。
さて今まで、
○自分の気持ちを手に取り、
○自分の心の傾向に気付き、
○ストレス耐性をつけ、
○人の気持ちにも注目できるようになる。
これができれば、
転職活動やコミュニケーションは、
今よりもっと素直に、
そして、素敵になる。
そんなお話をしてきました。
今回は、
「では具体的に何からはじめればいい?」
というお話をしていきたいと思います。
と、ここで、
すぐにスキルやノウハウに飛びつきたがるのが、
「今」という時代の人々です。
まず「やり方」よりも、
「在り方」を大切にする時代になって欲しいです。
人生の成功法則や、
便利な道具を、どんなに持っていても、
美しく使ってかっこいい人生を送れるかどうかは、
何を知っていて、何を持っているか、ということよりも、
ココロの在り方で決まってきます。
ということで、今回は、
「思う」と「考える」の違い
について潜っていきたいと思います。
さて、上記の前置き文に
「思う」と「考える」はどのように、
どんな使い方で散りばめられていたでしょうか?
時間の無い方は、
戻って数えなくても結構ですよ。
ここで、考えて頂きたいことは一点だけ。
あなたの中で、
「思う」と「考える」はどのような使い分けが、
役割分担がされていますか?
と投げかけたままで、今回、
私は、この場を去ります。
私も今、考えている途中ですw
これは、転職の説得力にも、
転職後の人とのコミュニケーションでも、
偉大な人生においても、とても大切なトピックになると思います。
楽しんで、一緒に考えましょう。
では、次回に!
佐藤までのご意見、ご感想、悩み事などなど、お待ちしております!
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ココロ熱くお待ちしております!!
考えるのは面倒なことと思っている人が多いが、
見方によってはこれほど、ぜいたくな楽しみはないのかもしれない。
何かのために考える実利実用の思考の他に、
ただ考えることがおもしろくて考える純粋思考のあることを、
発見してよい時期になっているのではあるまいか。
〜〜「思考の整理学」 著:外山滋比呂 あとがきより〜〜