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第22回:【生活の絶え間なき永遠の探究】
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とあるインタビューで、
「若者に向けてメッセージを」
との質問に答えました。
別件の仕事で、
「婚活」が活発になってきている一方、
一向にマッチング率が上がらないという課題がありました。
その課題に対し、
「まず自分を知ること」
を行うコンテンツ制作を監修しました。
そんな中で、
まったく同じことを言っている自分に気付きました。
そして、これは、
よく恋や結婚に例えられる
「就職・転職活動」にも言えることだと思いましたので、
今回は、そんなメッセージの抜粋を、
下記に記したいと思います。
(間違いなく、自分自身が若者の中の若者ですが・・・)
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現実の中で自分と向き合い、
夢を見てほしいと思います。
私が10年近くカウンセリングをしてきて思うのは、
今の悩みは死別や、
自分ではどうしようもないことから来る「悩み」というよりも、
ありあまる物や情報から生まれてしまう「迷い」だと感じています。
時代と同じように、
インターネット・情報の多さの影響もあり、
この10年で人の心も大きく変わったと思います。
簡単にいえば、
今から50年前は、
「三種の神器」といわれる、
「白黒テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」
が手に入れば幸せという一つの基準がありました。
人々の心に、
明確な「満足」「安心」のビジョンがありました。
現在は、それらが多様化され、
個人の心の中だけで、それを見つけなければなりません。
さらに、それらは物だけではなく、
目に見えない心の部分が大きくなってきています。
良い傾向ではあるのですが、
「目的意識」や「心の扱い方」を誤ると、
大変息苦しい(生き苦しい)世の中になってしまいます。
そんな中、
満たされているからこそ、
自分のできないことをよく知り、
自分の心の傾向を知ることが大切になってきています。
例えばの話ですが、
やりたいことよりもやるべきことの方がうまくできてしまう自分や、
できることよりもできないことの方に、
魅力を感じてしまう自分に、
自ら「気付き」をもらい、
自分の心と対峙し、
「心の闇から光を生み出す救いの方程式」
を手に入れなくてはなりません。
手に入れてほしいです。
あとは、例の如くですが、
「生きている実感」を感じて、
生きてもらえたら何も言うことはないです。
それができさえすれば、
どこを探しても無い「幸せ」は、
どこを探しても、在るものになりますから。
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結婚相手のせいではなく、
自分次第だということに気付きましょう。
景気だって同じことです。
そこにしか光はないのですから。
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コロンブスが幸福であったのは、
彼がアメリカを発見した時ではなく、
それを発見しつつあった時である。
幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、
断じて発見にあるのではない
〜〜ドストエフスキ〜〜