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第26回:【答えを出さないという「正解」】
奇跡を起こせない神様が悩んでいる横で、
一緒に悩めるような人間でありたい。
そんなカウンセラーでありたい。
今の時代に、本当に必要な人は、
そんな人であると思います。
神様でなくとも、
隣人は、自分の日替わりの心と葛藤を続けています。
人生の実験は失敗しても、
失敗から得たもので、
人を笑顔にできればそれでいい。
本当のことは小さな声で語られる。
だから、詩人が勇気を持たなくちゃならない。
冒頭から何を書き始めているんだ?
そう思われても私はやめません。
今日は、答えを出さずにこの回を終えたいと思っています。
なぜか?
それは、
「答えをすぐに出す」
人が多すぎると思うのです。
前回も述べましたが、
【心の効率化・合理化】
は非常に恐ろしいものです。
たとえば、
あなたが、本気で仕事で悩んでいるとしましょう。
あなた:「どうしても、私の未来がこの会社では見えないの。」
同僚:「やめちゃいなよ。」
この答えで、本当にあなたは、
自分の悩みを受け取ってもらえたと感じるでしょうか?
もっと言えば、自分の存在意義を感じるでしょうか?
このような会話が日常、あらゆるところで起こっています。
上司と部下の間で。
母と子の間で。
子どもと子どもの間で。
金八先生は言いました。
「一緒にいるから友達ではない。
一緒に生きるから友達なんだ。」
と。
ギターがきれいな音をたてるのは、
穴が空いているからだということを忘れたくない。
空気を受け入れるから、音が広がるんだということを。
「空気はよむものじゃない。吸うものだ。」
これも金八先生の言葉です。
空気をよむあまり、あなたの呼吸は浅くなっていませんか?
次回はもっともっと答えのない問題を投げかけたいと思っています。
【情報の効率化・合理化】
はとどまるところを知りません。
【心の効率化・合理化】
はそこにあるあなたの心しだいです。
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