第42回：【転職に役立つ心のＱ＆Ａ】3

夜が眠る頃、
家に帰ってきては、
ソファに座り、一日を振り返る。

『あの一言はいらんかった。』
『もっと今なら眼を見て言えることがあるのに。』

後悔は文字通り、
先に立たず、
鮮明な頭の中を巡り巡る。

明け方、
シャワーを浴びながら、
涙は止まらない。

『あそこまで期待してくれとったのに。』

『人はあんな裏切りができるんか。』

喜び、悔しみ、
涙の色は違えど、
落とすものは汚れだけじゃない。

隣で眠る女は、
寝言まじりで素直に問いかける。

「なんでそこまで人を信じられるん？」

自分が自分に嘘をついてきたからだよ。

言い訳にもなれない嘘を。

時に、覚悟から逃げてしまい、
心から諦める一歩手前で、諦めてしまい、
幸せを思いあがっていたからだよ。

そして、
そんな俺でも、

とことん信じてくれる人がいたからだよ。

だから毎日、俺は泣く。

泣きたくないから泣く。
泣きたいから泣かない。

そんな矛盾を素直に抱え、
笑い、生きるんだよ。

信じることはつらいよね。

難しいよね。

だから、

なんとか、愛をするんだよ。

そんな「おもいやり」を感じられる冬がやってきました。

鋭敏な空気が、
感覚を感覚だと感じさせてくれる季節です。

さぁ、生きましょう。みなさん。

●心のクエスチョン5

【私は社長に嫌われている？】

私に対して、
あからさまに嫌な態度を社長がとります。
嫌われているのはわかっているのですが、
社長ですし、そんなんで大丈夫なのかな？と思ってしまいます。

●心からのアンサー5

【周りの人への態度で、その人が分かる。】

まず、いや、社長は素晴らしい人が多いですよ。
それに、ちょっとその情報だけでは判断しかねます。
とお答えしながら、
「対人関係論」というお話をします。

ある個人に起こっていることを理解するためには、
その人が仲間に対して、周りの人に対して、
どんな態度をとっているか調べる必要がある。
というものです。

社長が何かを期待して、
何らかの思いがあって、
今は、あなたにその態度を取っているのかもしれません。
周りの人にも、何の考えもなくそのような態度を取っているとしたらしょうがないですが、
周りの人への態度を見る中で、
あなたのすること、あるいは、役割や未来が見えてくるかもしれません。

●心のクエスチョン6

【いい人ではいたいけれど・・・】

話しやすいといわれる人柄のせいか、
よく仕事の相談を受けます。
グチ程度ならいいのですが、
仕事上、私にも絡んでくるものだと、
真っ先に回ってきて、その度に大変な思いをしています。
正直疲れました。
何とかして脱却したい気持ちで一杯です。
どうすれば、「いい人」キャラが拭えるでしょうか？

●心からのアンサー6

【人のためにも、自分の「できる範囲」を知り、伝える。】

環境や集団は、少なくとも自分の思いやアクションの結果です。
周りのみんなに頼られるのも、あなたがしてきた結果です。
とても素敵な状況だとは思いますが、
確かに、できる限界がありますよね。

ただ、
いい人（いいこと）というのは、
頼まれたすべてに答えることでしょうか？

後々、迷惑がかからないように、
前もって、できないことを伝えるのも大切ないいことです。

無理して人に気を遣わせてしまうのも良い関係ではありません。
その辺りの認識を再確認してみましょう。

そのためにも、自分のできる範囲を、
自分で知っておくのは大切なことです。

意外と自分のできる範囲は知らないものです。

知っていたら、そんな大変な生活になりますか？

ね。

みなさんの生きるヒントになれたら幸いです。

今回もお読みいただきありがとうございました！

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結ばれるばかりが恋じゃないさ
耐えに耐え忍ぶも恋の至極

待てばいいさ
この恋が哀れみや情けではないと
互いに素直に思える日まで、、、

〜〜 花の慶次より 〜〜

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