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第43回:【盆と正月だけ実家に帰る人は、あと親の顔を見る回数は100切ってます】
この季節になると、
山口百恵さんの
「さよならの向こう側」
が僕のヘビーローテーションになります。
弊社の取締役が、
下記のようなことを言っておりました。
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どんなに忙しくても、盆正月の帰省だけは死守してきたし、
去年からは、毎回プレゼントを贈ることにしている。
でもそれは、あまりにも小さな親孝行だったようです。
普段、自分から連絡することをせず、
将来的にも地元に戻るつもりのないぼくは、
このままじゃきっと、ありがとうを伝えきれません。
だから、親のためにできることを
自分なりに色々と考えてみました。
なかなかいいアイデアが浮かばず、
自分ができる親孝行の小ささを改めて感じたんですが、
今月からやろうと決めたことが1つだけあります。
それは、
短くてもいいから、必ず月に1回は手紙を書くこと。
そうすれば、田舎で老いていく毎日を送っている親に、
月に1回の楽しみができる。ぼくは返信を求める姿勢ではないけども、
文通とともに青春を過ごしてきた親は、
返事を書くことも楽しみにしてくれるかもしれない。
「100回」の計算でいけば、親が死ぬまでには600通の
手紙がたまることになります。家族旅行なども考えたんですが、
親の性格からして、迷わず手紙を望む気がするんです。
だからぼくは、手紙を書くことにしました。
ちょっと良い便箋も、封筒も買った。切手は毎回変えていこう。
10年ぶりに、ぼくの汚い字を笑われてみようと思います。
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人として、素敵ですね。
ロマンティックですね。
僕も見習おうと思っています。
30歳まで、あと2ヶ月、
子どもはいつまでたっても子どもです。
どんどん、どんどん、
親の子どもになっていければと思います。
では、今回も、
心のクエスチョン&心からのアンサー
いってみましょう。
- ●心のクエスチョン8
- 【上司・部下がバカすぎる!】
後輩が変わっていて、扱いに困っています。
入社半年になろうというのに、
同じミスを繰り返し、空気の読めない発言の連発です
。
初めは怒っていたのですが、今ではもう諦めています。
これから先も付き合っていくと思うと気が遠くなります。
こんな特殊な後輩と上手く付き合う良い方法はありますか?
- ●心からのアンサー8
- 【失敗の原因ではなく、仕事の目的を聴く。】
その後輩の心理的側面に焦点をあてることです。
彼がどういった時に、
どういった気持ちになるかをじっくりと聴いてあげましょう。
今は空回りでいっぱいいっぱいかもしれません。
そんな彼の行動ではなく、
気持ちを理解してあげることが大事です。
それによって、彼の本音を聞くことが、
長い関係を構築するためにも、とても大事なステップです。
彼の口に出せない悩みや、
今の自分を進ませられない何かがあるはずです。
その際に大事なのは、
「原因」ではなく「目的」を聴いてあげることです。
自分はどこへ向かいたいか、
なんのために今、仕事をしているのか。
目的からずれないようにしてあげるだけで、
人は自ら進んでいきます。
自ら進んで決定し、
自ら責任を取り生きていくために、
何をしてあげられるのかを考えてみましょう。
- ●心のクエスチョン9
- 【会社で性格の合わない人がいる。。。】
全く性格が合わない人と一緒に、
仕事をしなければいけなくなりました。
本当にストレスになっています。
私はどちらかというと、
平和主義で協調性を大切にするのですが、
相手は、会社で1番の年上(56歳)ということもあり
、
かなり威圧的で仕切って進めようという感じです。
上手く進めるよい方法はありませんか?
- ●心からのアンサー9
- 【価値観が違う=自分を知り、自分の幅と奥行きを創るチャンス。】
社会とは、学生生活と違い、
自分と性格や思考が合わない人とも、
関わっていかなければならない場です。
これをあなたはどう捉えますか?
確かに大変ですよね。
一方で、だからこそ、
とても勉強になる世界です。
成長できるチャンスがいっぱいです。
あなたと圧倒的に違う価値観を知ることで、
あなたは自分の性格や思考を知ることになります。
もっと言えば、自分の役割を知ることになります。
これが、未来でより良い生き方をするヒントになります。
見方を変えれば、
そういった人に出会わなければ、
自分を知る機会はなかなかありません。
社会の素晴らしさはここにあります。
嫌な上司を材料に、
自分のことを学んでみてください。
もちろん、自分が壊れてしまう程の無理はしない程度に。
みなさんの生きるヒントになれたら幸いです。
今回もお読みいただきありがとうございました!
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君をさばこうとするその心が
時に俺を傷つけてしまう
子どもの頃
君が夢見てたもの
叶えることなどできないかもしれない
ただいつもそばにいて手を貸してあげよう
受け取ってほしい
この指輪を
受け取ってほしい
この心を
〜〜 浜田省吾「もうひとつの土曜日」より 〜〜