皆さんこんにちは。 第12回目の質問にも多くのご回答をお寄せいただきました。 感謝致します。 もう少しだけ私の転職話にお付き合いください。 私の経験の中から、皆さんの転職へのヒントが見つかるかも知れません! もちろん本来の目的は「自分の職務経歴書を書く時のチカラにするために!」です。 自分のキャリアをきちんと棚卸することは、転職後のチカラの発揮に 欠かせません。 (前回からの続き) 転職したコンサルティング会社には5年在籍しました。 そして丁度入社から4年半くらい経ったある日、いわゆる「スカウト」していただいたのです。 エージェントからではなく、直接某国内大手コンサルティング会社グループファームの 取締役からです。 これもひとつの転機になりました。 当時転職するつもりはなかったのですが、先々の夢に向かうことを考えた時、 その会社で働くことがプラスになりそうだったのです。 何度か自分自身の決断を覆したのですが、考えた末2回目の転職を決意したのです。 一方で「一度転職すると、転職に抵抗感がなくなる」ということを肌で実感しましたが・・・。 一瞬「やばいか?」と思ったものの、前を向く気持ちが大きくなっていたので 迷いませんでした。 ただ、今振り返ると、「真の理由を心の奥底に沈めた」状態で転職したようなところも あったと思います。 以前も書きましたが、「消極的な理由を積極的理由に」を実践してみて、なんとかなる という楽観的な見方をしたのですね(しかし、その消極的な理由は消え切ってはいませんでした。)。 その積極的理由づけで爆発的に努力できれば、また違った結果になったのではないかと 思いますが・・・(自分としては努力が足らなかったと思っています)。 転職後は新規ビジネス立上げという大役をいただき、充実した日々を送りました。 2007年は営業でもトップを取り、コンサルティング事業部長を拝命することになりました。 外から見れば順風です。 しかし、そんな時に「その消極的な理由」が頭をもたげ始めたのです。 人間関係でした。 「やっぱりか」という感覚もありました。 最初の転職から合わせて2回、真の理由(根本原因)をしっかり見つめ、向き合うことを 避けていたように思います。 「転職しさえすれば・・・」という幻想があったのかもしれません。 もちろんそれでもそれなりに結果を残し、2008年には経営者の道を選び、今に至っています。 消極的理由を積極的な理由に変換しきれずに残ってしまったところが影となってしまったのです。 もちろん後悔はしていません。 ただ、自分のチカラをしっかり発揮できる自分であるかどうか、それだけが問題となっています。 転職癖がついてどうにもならなくなったという状況ではないので、自分自身安心はしていますが、 自分の気持ちに背を向けないことが大切であることを、自分の職歴を振り返って 改めて感じた次第です。 転職後力をつけて真に満足できる転職をするためには、自分自身を見つめることを恐れない 勇気が必要なのだと思います。 最後は少々下向きなところもありましたが、自分の職歴をしっかり振り返り、転職希望企業での 面接に備えるためには大事な時間なのです。 また、自分が本当に転職したいのか、すべきなのか、市場価値はあるのかなどを しっかり固めていくためにも、ご自身の職歴を詳しく振返ってみてください!! 第13回目の質問です。
自分で自分のチカラを信じていますか? 完璧に信じ切っている状態を100とするなら、現在どれくらい自分のチカラを信じてますか? ※自分を信じるチカラが、そのまま転職後力になるのです。