皆さんこんにちは。 第13回目の質問にも多くのご回答をお寄せいただきました。 感謝致します。 さて、「転職希望者の市場価値」という文字を目にする、もしくは耳にする機会は 結構あるのではないかと思いますが、そのとき皆さんはまず何を感じますか? 「自分はこれだけの業績を残してるんだから価値は高い」 「イマイチ自信ない」 「友達や勉強会の仲間からは良く評価されてるケド」 「考えたことなかった」 ・・・ 色々な「感じ方」があるかと思いますが、 転職活動を行う上で、この「自分の市場価値」はかなり重要な要素になります。 そしてこの市場価値、ご存知の通り「自分では決められない」んです。 その価値を決めるのはまさに「転職市場」なんです。 株式市場と似てますね。 相場で決まってしまうんです(最近ドラマ化された某転職漫画でも同じことを 言われてました)。 だからこそ、慌てたり急ぎすぎると「安売り」になってしまいかねません。 売れないことだってあるのです。 「転職します!」と上司に退職願や退職届を勢いよく出したものの、 実際に世間の荒波に放り出されてみると、意外に評価が低く、転職活動が 難航し、結果的に希望していないあまり条件の良くないところへ行かざるを得なかった、 ということはよくあります。 そうすると、あなたの人生どうなるでしょうか? 「最終的に独立を」との考えでもあれば問題はないのかもしれませんが、 職歴は履歴書に残るもの。 さらに転職を重ねるタイミングがあったとき、面接時にどのように説明をすればよいのか? と迷ってしまうことでしょう。 折角自分の人生を生きようと転職を決意したにもかかわらず、いばらの道へ 進んでしまうこともあり得るわけです。 そうならないためには、自分の人生をデザインしてから戦略的に転職へ向けて 動き出すことが大切です。 もちろん、「今はまだ全てが模索中」という方もおられるでしょう。 そうであるなら、まずは自分の市場価値を高める努力を現在の環境でしてみては いかがでしょうか? 「具体的な戦略の立て方は?」「市場価値の高め方は?」「教えてくれないの?」 という声も聞こえそうですが、まずはご自身で考えてみてください。 自分で答えを見つけられない習慣のまま転職すると、必ず「干され」ます。 「自分から自発的に考えられない」人材はまず必要とされません。 (自分の市場価値を良く知らないまま、条件や環境の良い会社への転職ができる ケースももちろんあります。そのような場合はそれでも構わないわけですが・・・。) 第14回目の質問です。
これから定年までの時間軸を引き、仕事面での自分の人生デザインを してみてください。 そして以下の問いについて考えてみてください。 @人生デザイン上、どのような転職をすることが理想ですか? A理想の人生を送るために転職をする時、必要な「市場価値」は、 今の自分と比べてどれくらいの差がありますか? ※今回は質問というより、ワークに近いですね。 やられたことのない方は、是非一度取り組んでみてください。 まさに、今回の質問(ワーク)が戦略立案の第一歩です。