皆さんこんにちは。 第15回目の質問にも多くのご回答をお寄せいただきました。 感謝致します。 どの企業にも「文化」「風土」というものがあります。 それは、創業者のカラーであり、経営理念であり、社員がつくりあげるものです。 皆さんはどれだけ組織文化や風土について意識していますか? 「うちの会社はワンマン経営なんだよな」 「うちの会社って、男女の区別をしないから働きやすいわ」 「うちの会社さ、いっつも熱い人ばかり入社してくるよね」 「弊社は自由な社風が魅力です!」(などの広告のコピー) ・・・etc このようなこと、考えたことや会話の中で口にしたことありませんか? これらは全て企業文化・風土の表れです。 この文化・風土が、あなたの転職後力を発揮するためには重要な位置を占めます。 どういうことでしょうか? 単純ですが、そこに「馴染めるかどうか」ということなのです。 「馴染める」それは「違和感がない」ということです。 奥歯に何か食べ物が詰まったまま過ごすと、どう感じますか? 「なんか気になって仕方ない」と感じるのであれば、それが違和感です。 それと同じく、折角転職しても「なんかへんだなぁ・・・」という状態が 続くようであれば、仕事に没頭できる環境ではないということになります。 転職後力が発揮できないのです。 私は、一度目の転職ではそれを全く意識していませんでした。 たまたま私の感覚と、転職先の文化・風土が馴染めるものだったので 問題はなかったんです。しかしコンサル先のお客様の状況を多数みているうちに、 「力を出すためには、目に見えない雰囲気のようなものも大きく影響するんだ。」 ということを知りました。 それから2回目の転職時には、転職希望先の社長にしつこく何度も社内の様子や 社長自身の考え方について尋ねました(当然かなり嫌がられましたが(笑))。 どれだけの報酬がもらえても、どんなにネームバリューがあっても、 自分自身がその会社の文化・風土に馴染めないのであれば、とても精神的に疲れます。 「また転職か・・・」となりかねないのです。 それは「人間の行動の全ては精神に支配されているため」です。 それでも「この会社が良い!」というのであれば、あなた自身の柔軟な思考が 全てを決めます。 「ものは考え様だ。この会社の風土がこうであれば、こう理解すれば良い!」 と思えるかどうかが、転職後力の発揮の可否ひいては転職そのものの成否を決めるのです。 第16回目の質問です。
あなたが転職しようとしている会社の文化や風土について、詳しく調べようとしましたか? 調べた結果、どんなことが分かり、あなたはどう感じましたか? ※場合によっては条件だけで決めなければならないこともあるでしょう。 しかし、少なくとも文化・風土を理解し、自分の考え方とのすり合わせを しておくことは必須事項です。