皆さんこんにちは。 第30回目の質問にも多くのご回答をお寄せいただきました。 感謝致します。 転職時の面接、皆さんは緊張せずに、100%自分自身を出し切っていますか? 「もちろん!」という方は、どれくらいおられるでしょう? 経歴や実力には全く問題がなく、むしろ素晴らしいと言われる内容なのに 面接においては委縮してしまう。 思い当たる方、結構おられるのではないかと考えるのですが・・・。 どれだけの経験を積んでも、目の前に自分を評価する人がいてその人の判断で ある程度自分の進む道が決まってしまうことを考えると、全く不思議ではありません。 「ビジネスプレゼンテーション」という場であれば、聴衆が注目するのは「プレゼンター」 というより「内容」なのでまだ気が楽なのですが、自分自身に目を向けられる 機会はそう多くはないので、やはり緊張が伴います。 その原因を取り除くことは、転職後力を発揮するにあたっても大変重要な要素に なります。 面接時に自分を十分に出せないと、相手に誤解を与えたまま事が進む可能性が 非常に高いからです。 転職時の面接というと、どうしても「自分が何をやってきたのか」に着目して しまいがちです。 もちろんそれは、積んできたキャリアが今後どのように活きるのか ということを見られるので大切なことです。 一次面接では過去の経験を中心に訊かれることが多いということも、 そこに注意が行ってしまう理由なのでしょう。 これまでどのような業績を挙げてきて、どのように会社に貢献してきたのかを 一所懸命に思い出し、流暢に話せるように練習する。 面接担当者に自分を印象付けるには必要なことだと思います。 しかし、より一層大切なことがあるわけです。 既にお気づきかと思いますが、「これから先、目の前にいるこの人は、ウチの会社で 活躍してもらえそうか?仲間として長きに渡ってチカラを尽くしてくれそうか?」 ということを面接担当者は見ているのです。 過去の経験は、職務経歴書にしっかり記載しておきさえすれば良いのです。 面接担当者は、書類選考の時点で過去の経験については確認済みなのです。 入りたいその会社において、自分に何ができそうなのかを徹底的に考えることが、 面接を上手く進めるために最も重要なことだと私は考えます。 「自分の転職後力をどれだけ具体的にイメージできるか」がカギになるということです。 それが、相手に対する「熱意」として伝わるのです。 第31回目の質問です。
目の前の入社したい企業について、徹底的に自分が活躍しているイメージを してみてください。 そして、「もしあなたに弊社に入っていただけたとして、今後一年間で どんな活躍をしていると考えますか?」 という質問に答えてみてください。 ※転職後力のイメージについては、過去にも書いたかと思いますが、 今回は、それを面接の場でどのようにアウトプットするのかという ワークです。