皆さんこんにちは。 第32回目の質問にも多くのご回答をお寄せいただきました。 感謝致します。 2011年、遅ればせながら明けましておめでとうございます。 お読みくださる「転職後力を最大限に発揮されたい転職活動中の 皆様」が幸多き一年を過ごせますよう、祈念致します!! さて新年一発目は、改めて自分の転職活動をしっかりと振返り、 本当に永く働ける先を見つけ、自分のチカラを余すことなく発揮できる 環境を勝ち取るために大切なお話しをします。 それは、 「判断の拠り所を確認する」 です。 人間は、過去の経験や知識を基に意思決定をしています。 それが安全だとわかっているからです。 しかし、転職においては「目の前にある情報」以外に知り得ることは 少なく、想像に頼るところが多くなります(これは初めて職に就く ときも同じですが)。 そうなると、これまでの意思決定プロセスにおける「経験」「知識」 が役に立たないことも多くなります。 そこで活躍するのが、過去に何度も触れた「価値」なのです。 「自分が何に価値を置いて生きているのか?」に照らして転職先についての 判断をするのです。 では何と照らし合わせるのか? それは「企業(経営)理念」「ミッション」です。 何故その会社が生まれたのか?創業者の想いやその企業が果たそうとしている 使命について、しっかりと自分の価値と照合してみるのです。 企業のホームページを見ると、ほとんどの会社が理念やミッションについて 語ったページを設けています。 よく面接で「貴社の理念に共感し・・・」と言う方がおられます。 それ自体はとてもGOODです。 しかし、自分が大切にしている価値と本当に合致しているのか?と訊くと 答えに窮する方も実は多いのです。 最も大切にすべき判断の拠り所である自分の「価値」を、使うべきシーンで登場させないと 大変な選択・判断ミスをしかねません。 新年を迎え、転職活動に弾みをつけるためにも、今一度自分の判断の拠り所である 「価値」について再考してみてください。 そして、しっかり希望の会社の理念やミッションと照合してみてください。
「あなたが希望している会社の経営理念・ミッションは、あなた自身が 生きる上で大切にしている価値と同じ線上にありますか? 100%共感でき、自分の判断の拠り所とすることができそうですか?」 ※少し抽象的な質問ですが、迷った時に立ちかえる原点になりうる 考え方が、自分の考えとどれだけ近いかを見極めることは、 永く働いていくための大きな要素になるはずです。