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転職したいけど、なかなかその一歩を踏み出すことができない……。そんなジレンマを抱えている人に、転職の先輩が「自分が転職したきっかけ」を語りアナタの背中を後押しします。
第15回 CADオペレーターへの転職理由・志望動機
足をケガしたことで、広がった世界
経験を元に、人の優しさを設計したい
【前職】一般事務 → 【現職】CADオペレーター(設備設計)
新谷可奈さん(仮名/25才)
Q:転職のきっかけはなんですか?
バリアフリーの設備設計に携わりたかった
車椅子での生活を経験したことが、転職のきっかけです。恥ずかしながらそれまで、バリアフリーという言葉も“聞いたことがあるかな”という状態でした。実際にその状況で生活することで、普段なら気にも留めない小さな段差や、坂道の角度までが障害物だと気づいて大きなショックを受けました。“目に見える形で社会に貢献したい”という強い気持ちが湧き上がったのもそのときです。多少なりともCADソフトの使用経験があったので、それを活かせる転職を考えました。ただ実務で使える自信はなかったので、まずは設備系のCADスクールに通いました。
Q:この会社に決めた理由を教えてください
「一番大事なのはユーザーの声」という考え方
転職活動は決して楽だったとは言えません(笑)。やりがいを求めての転職でしたが、実際に面接に訪れるまで分からないことも多く、また業界に特化して探したのも時間のかかった原因です。そんな中、今働いている会社の面接では、現場で活躍している建築士の方が担当でした。入社の決めては、「ユーザーの声を大切にしている」という答えと、“たとえばどう大切にしているか”という質問に、設計サンプルなどを使いながら具体的な説明してくれたこと。スキルアップ研修に力を入れていたのも、理由のひとつです。
Q:転職して何か得たものはありますか
業務を通じて、価値観が広がった
面接で聞いた通り、エンドユーザーとも話す機会があって、とても勉強になっています。私自身の経験上、スロープなどは「傾斜や長さがつらいものだ」と考えていましたが、ある設備の利用者には「踊り場がないことがつらい」と聞き、驚きました。他にも、物理的な障壁ばかりに目が行きがちだけれど、実は意識の障壁もかなりあって、業務を通じて“バリアフリー”という言葉の意味が自分の中で広がった気がします。これからは、ハード面だけでなく、ソフトの面からもサポートしていける上流職を目指したいですね。

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