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失敗は成功のもと!?「私はコレで面接失敗しました」 「あの時、こういっておけばよかった…」「事前にもっとしっかり調べておけばよかった…」 面接官の前に散った、先輩の面接大失敗談を紹介。ここで先輩の失敗を笑うだけでなく、二度と同じ轍を踏まないように気をつけよう!
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面接チェック!!

面接時の注意点

面接の失敗で多いのが、そもそもの事前調査不足です。
企業研究はもちろんのこと、何よりもまず面接会場までの道順やかかる時間を調べておきましょう。
当日寝坊した、道に迷った、違う駅で降りてしまったといった失敗は、転職者にも多い話です。

面接当日は、むしろ時間が余りすぎて会社の近くで時間を潰さなくてはならなくなった、という程度に早く着くことを心がけましょう。
余裕をもって会社近くに着いたら、邪魔にならない場所で時間を潰して待ちます。
駅近くであれば駅のトイレで身だしなみを整えたり、そうでなければ静かな場所で面接時のイメージトレーニングを行うのもおすすめです!

遅刻しないことばかり考えてしまいますが、早く着きすぎるのも注意が必要です。
相手は仕事の合間を縫って面接の時間を割いてくれています。会社には、予定時刻の早くても5〜10分前を目安に訪問しましょう。

面接では回答内容だけではなく、話す時の表情や身だしなみ、ビジネスマナーも見られています。
とくに転職の場合は、ビジネスマナーで合否が決まると言っても過言ではありません。
新卒の面接であれば多少のマナー失敗は許容される場面でも、社会人経験のある転職者の場合は重視されることが多いです。
実際、仕事ができてもビジネスマナーがお粗末すぎたせいで不採用となった例も・・・。

たとえば、ドアをノックする際によくやりがちなのが、2回叩くこと。
あまり重視しない面接官もいますが、一方であまりに応募者が多い場合は、この時点で落とすと言う面接官もいます。
ドアのノックは、世界基準のプロトコールマナーでは4回がマナーとされています。2回はトイレのドアを叩く際の回数で、3回は親しい相手を訪ねる時の回数です。
日本のビジネスシーンでは3回がベスト、としている企業も多いので、「ドアのノックは3〜4回」と覚えておきましょう。
ドアが開放されている時もノックをする方が、転職時の厳しい面接でも好印象です。

面接の準備について、面接の基本

面接会場へ入室した後も、ビジネスマナーに注意をはらいつつハキハキと質問に元気よく答えなくてはなりません。 この時に自信のない仕草をしたり、あまりにもちぐはぐな答えをしてしまうと、準備不足つまりやる気がないとみなされてしまいます。 マイナスポイントとならないよう、面接で聞かれることについて事前にある程度の答えを用意しておきましょう。

ここでの注意は、完全な暗記はしないこと。要点だけをまとめておいて、あとは会場や面接官の雰囲気で言い方を変えられるように準備します。 文章を暗記しただけでは、案外バレてしまうものです。なるべく自分の言葉で言っていると伝わるように、必要なパーツだけを頭に入れておきましょう。

面接でよく聞かれる質問は、たとえば次のようなものが挙げられます。

  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 職務経歴
  • 前職の退職理由(転職しようと思った理由)
  • 自分の長所と短所
  • キャリアプラン
  • 会社があなたを採用するメリット
  • 仕事の実績

転職の場合は、「以前の仕事を何故辞めようと思ったのか」と高確率で転職を決意した理由を聞かれます。 ただ給料が不満だったから、人間関係が良くなかったから、と様々な理由があると思いますが、ネガティブな言い方は避けた方が無難です。 逆に、前向きさをアピールしようとスキルアップを理由に挙げる人もいるでしょう。 好意的に捉えられる可能性がある一方、転職歴が多い人の場合は「うちもスキルアップを理由に将来辞めるつもりなのでは」と勘繰られてしまいます。 今回はスキルアップのために転職を希望したが、採用されたら腰を据えて長く働きたいと考えていることをアピールするなど、回答に工夫が必要です。

キャリアプランや採用するメリットも、聞かれたらきちんと答えられるよう、事前に用意しておくことをおすすめします。 転職者がちょっとしたことで退職する人か否かを見極める質問でもあり、また企業との相性も確認される質問でもあります。 キャリアプランや自分の持ち味を伝え、夢ではなくこの企業でしか達成できない目標としてアピールしましょう。 これまでの仕事の実績を聞かれることもあるため、整理しておくと便利です。

面接時の逆質問

面接官から転職者へ最後に必ず投げかけられるのが、この「何か質問はありますか」という問いです。

純粋に質問の有無について聞いている面接官もいますが、多くの転職者はこの質問への返し方で採用のチャンスを逃してしまいます。
ただ単に質問を投げかけるだけでは、テンプレートな人間だと思われがちです。
せっかくのアピールチャンスだと捉え、自分の魅力を伝えつつ質問しましょう。

たとえば、聞きにくい仕事量については、「前職では夏が繁忙期でしたが、御社では繁忙期はいつ頃でしょうか」など。
繁忙期を乗り切る意欲があることをアピールしつつ、忙しい時期について知ることができる質問です。
ただし、業界的にある程度の繁忙期が予想できる企業では勉強不足と捉えられる可能性もあります。
業界や企業研究では知り得なかった情報を聞けるような質問を選ばなくてはなりません。

逆に、面接官が「よく勉強しているな」と感心するのが、その会社の事業計画や取り組みに絡めた質問です。
企業サイトで既に答えが書かれているようなものは避け、たとえばメディアでの社長のインタビューを参考にするのも良いでしょう。
インタビューで今後の事業計画を拝読し、自分の前職での経験を生かせるのではと思うが、さらに必要なスキルは何か、など。

いずれにせよ、自分自身に照らし合わせたり、自分の考えと絡めて質問することが重要です。
単純な質問に慣れた面接官が思わず姿勢を正して答えたくなるような、意欲と魅力を感じられる質問を用意して面接に臨みましょう!