転職お役立ち記事
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転職を考えておられる方の中には、資格はあったほうが有利なんじゃないかと思われるでしょう。もちろん、資格はあるに越したことはありませんが、必ずしも転職の条件ではありません。そうはいっても、やはり転職には有利なので、ぜひ取得しておくと有利になる資格を10選お伝えします。
転職に有利なおすすめ資格といえば何を連想されますか?資格には大きく分けると2種類ありそうです。
このことから、転職において、有利な資格を決める前に、どんな仕事に転職したいのかを決めることが先決です。そうなると仕事を決めるにあたり、何を重視するのかという問題になってきます。
では何をもって、仕事の種類を決めるのでしょうか?それは長くつづけられるか否かではないでしょうか。
漠然と転職するよりも、自分にはどんな方向の仕事が合うのかを知る手がかりになります。SPIは能力検査と性格検査にわかれており、これらを総合してその人にあった仕事がわかる検査です。
今回は事務系、医療系への転職、独立系から企業へ転職する場合に有利になる資格をそれぞれご紹介します。
転職で事務職を選んだ場合、持っておいたほうが有利なおすすめ資格はこちらです。
ベンチャー企業であっても、これからの時代は海外進出することもあります。大手企業なら、英語はTOEIC600点が昇進条件であることも。外資系企業ならTOEFLがおすすめです。TOEICなら600~800点、TOEFLなら250点以上をめざしましょう。リスニングがあるので、会場に注意です。大学の大講堂などでは、音がこだますることもあるので、会場確認をし、あまり広くない会場で受験するのをおすすめします。
大手企業でなく、ベンチャー企業や中小零細企業なら経理職もできるとアピールするほうが有利でしょう。大手企業では、入社前に簿記2級取得を奨励しているところもあります。メーカーの場合は事務職であっても、経理用語が出てくることもあるので持っておけば有利になるのではないでしょうか。いきなり簿記2級は難しいこともあるので、まずは簿記3級からスタートするのもいいのではないでしょうか。
新卒採用なら、就職してから実務で学んでいけばいいのですが、転職の場合で中小零細のベンチャー企業などの場合は総務の仕事もすることがあります。例えば、事務職で応募したとします。総務の知識を持つとアピールできれば、より有利になるのではないでしょうか。資格を取得するのは難しいのですが、資格取得中でも、実務に抵抗がないレベルであれば有利になるのではないでしょうか。
企業は、資格を保有している人と、実務経験がある人のどちらを重視するかといえば、ズバリ、実務経験のある人の方を優先する傾向があるようです。ですが、最終的には、人間性です。その人に仕事をまかせられると採用者が感じ取ればそれでよしということになります。その中で、資格の位置づけは、その人の未経験をカバーする武器のようなものです。 実務にまさるものはない、けれども実務経験がない人は資格でカバー、そんなイメージですね。ですから、その仕事に必要な資格を持っていても、採用されないこともあることに注意が必要です。逆に、資格は持っていないけれど、知識があること、人間性がそろっていることで採用されることもあるということです。
医療系に転職する場合に有利になるおすすめ資格はやはり、医師ではないでしょうか。お給料もいいですしね。ただ、資格に励む前に注意したいこともあります。
ガテン系ではありませんが、夜勤が入ってくるので慢性的な疲労感が出やすい仕事です。それに耐えうる体力と気力を持ち合わせている場合は、ぜひともおすすめしたい資格です。大学に通う必要が出てきますが、長い目でみればやりがい、お給料などから、取得しておいてよかったと思うことができるでしょう。ですが、転職で異業種から医師になるのは並大抵の努力だけでは取得することは難しいです。そこでいくつかおすすめ資格をご紹介します。
→介護の仕事を長年されておられる方の、キャリア資格としても活用できます。資格を取得すれば一生活用できますので、高齢になっても夜勤のない日勤だけで働くことも可能です。看護師であれば、有料老人ホームなどの独立開業もできます。
→看護師の資格取得後のキャリア資格ですが、一度取得すれば病院、地域、企業と転職の幅は広がります。
→医師、歯科医師、看護師、はり師、きゅう師、柔道整体師、栄養士などの資格取得後のキャリア資格です。地域の在宅介護を受けている人のために、家族への介護相談、プランの作成から給付金管理まで幅広い仕事です。子育てしながら日勤で働けることやプランが立てやすいのでおすすめです。
個人事業主、フリーランスなど、現在独立系から、企業の専門職への転職を考えておられる場合におすすめの資格はこちらです。
ITコンサルタントとして活躍するためのITの集大成的な最難関の国家資格ですが、取得すれば企業の経営陣にもなれる資格です。
個人事業主の場合は、会計や経営戦略にもたずさわることから、損益計算書や貸借対照表にふれる機会も多かったのではないでしょうか。自由な時間を使えることを活用し、会計士や税理士の資格を取得することで、転職に有利な資格になりそうです。税理士の場合は、1年で1科目受験ができますので、転職活動をしながら進めることも可能です。
大阪府知事と大阪市長だった弁護士の橋本徹さんは、学生時代に起業経験があるようです。法科大学院ができたので、合格しやすくなったと言われていますが、まだまだ難関資格です。ですが資格取得後は、企業の法務部などの転職に有利な資格ですし、キャリアを積めば独立開業もできます。
フリーランスは、雇用されていた時代よりも、収入は不安定なこともあります。また、家族が増えたりするために、安定型の正社員に戻りたい願望から転職する傾向があります。 フリーランスは、簡単にいえば小さな1人事業主なので、運営能力、人間性などがないと続けることは難しい仕事でもあることから、企業側としては、十分に転職歴としてフリーランス時代をカウントしてもらえるでしょう。ですから、フリーランスの場合、個人事業主と同じスタンスで転職も望んでみてはいかがでしょうか。 会社社長が持っていればより好ましい資格として、自由に時間を使えるということも考慮して、難関資格ばかりあげてみました。ですが、個人事業主、フリーランスであること自体、様々な経験をしていることになりますので、専門職につきたい願望がそこまで強くなければ、TOEICやTOEFLの資格を保有すれば、十分強みになるのではないでしょうか。
残念ながら、資格取得をめざしながらも、転職先での面接時に資格を保有できていないこともあります。ですが、その場合でも無駄にせず、対象となる仕事へのやる気アピール素材として使ってみるのもひとつです。