転職お役立ち記事
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転職活動で内定を勝ち得たあと、旅行などを計画することがあります。ですが、内定獲得後も準備することは意外にあります。今回は内定後から入社日までにしておきたいこと、必要な書類や手続きをお伝えします。
転職活動の結果、無事内定がもらえたからといって、一見落着ではありません。入社するつもりで承諾する場合は3日以内がマストです。
内定後にすることは、まず内定の承諾です。このとき、第一志望の会社がまだ選考中なら、そのことも伝えましょう。
企業が一番嫌うのは、第一志望が決まらないからという理由で放置されることです。1週間以上放置する場合、他の転職者に内定通知がいくこともあります。第一志望の会社の内定待ちであることを伝えるのは、相手にとっても必要な情報ですのでつつみかくさず共有することで誠意を伝えましょう。
保留を依頼する場合は、保留期間は2週間までにし、保留の依頼のための連絡は遅くとも内定通知から、1週間以内です。
転職が決まれば、今勤務している会社へ退職願を提出する必要がでてきます。
基本、2週間以内に通知すれば退職出来るとあります。しかし、会社によっては期間を決めて入社している場合などしているケースもあります。その場合、同意期間内に退職すると支障が出ることもあるので、出来るだけ早く会社に伝えるようにしましょう。
また、後任者への引き継ぎなどもありますので、希望の退職日にならないこともあります。そのような場合は、転職先に入社日を延期してもらう必要も出てきます。ですが、入社日は転職先企業の希望日に設定したいものです。円滑に退職できるように進めていきましょう。
転職先では、内定後3カ月以内の入社日設定を希望される会社が多いようです。ボーナスをもらい、有給も消化できる退職日を設定し、内定後2か月以内には退職しておき、余裕をもって次の転職先への準備をすることをおすすめします。
ちなみに、内定を辞退することは可能です。しかも断りをいれられる期間は入社日までとなっています。ですが、内定を一旦承諾したのなら、出来る限り断らないことが企業への誠意でもあるので、承諾は慎重にいきたいものです。
内定後、転職先へ入社したものの思っていた内容と違うものだったということがないように確認しておきたい内容はこちらです。
特に、勤務地、転勤の有無、残業代の支給の有無、有給休暇、交通費、ボーナスなど、配属、お金や時間にかかわることは、内定承諾前に確認しておいた方がよいです。
家庭と仕事を両立したい場合、サービス残業が慣習になっているなどは致命的だからです。
また、転勤の可能性などは、頻度や場所などの詳細を確認しておきましょう。拒否すれば退職しなければいけないのかなど具体的に確認しておくことが必要です。
質問することに対して、否定的、消極的になりがちですが、そんな風に思う必要はありません。その会社で長く働こうという意思表示の表れでもありますし、やる気があるから色々な事を気になるという考え切り替え、自信をもって謙虚に質問しましょう。入社してからそんなはずじゃなかったとならないようにしたいものです。
内定日から入社日までの期間が長い場合、質問事項に加えて入社日までに知っておいたほうがいい業務知識があるかも知れません。内定確定時期に質問してみるのも1つです。
会社によっては、入社後の研修があるので大丈夫と言ってくれる場合もあれば、マニュアルやパンフレットなど知っておいたほうがいい内容を入社日に渡すところもあります。その場合、少しでも知識を身につけ即戦力となるためにも、あらかじめ渡しておいてもらうと便利な場合もあります。
内定後にあらかじめ準備しておく必要のある書類があります。入社日付近で提出を求められるでしょう。内定通知時に、あらかじめ通知してくれる会社もありますが、入社後に伝えられることも。
中途入社の場合は、1人入社であることが多いので、同じ業務をする人だけでなく、時には管理職や社長、社外の利害関係者と話す機会もあるでしょう。その場合にでも対応できるよう、企業研究は内定日から入社日までにしておくことをおすすめします。
入社前の人から見たその企業に関する視点は、きっと社内の人からすればとても新鮮なものとなるでしょう。競合企業、業界研究までつなげて見ておきましょう。
転職活動の結果、やっとの思いで得た内定です。しかし、ここでひと安心と羽を伸ばすのはまだ早いです。入社日に向けて、あらかじめ必要な書類、気持ちの整理などが必要です。しかし、一方で前職での疲れを取り除き、リフレッシュすることも忘れないようにしましょう。