転職お役立ち記事
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人生の中における転職活動は、若くなるほど多くなっているそうです。昔のように終身雇用制の安定が保証されないことも理由にあります。人生を豊かにするためにも、転職回数にかかわる転職に有利な情報をお伝えします。
正社員で35~39歳の人のうち転職経験がある人の割合は55.8%なのだそうです。いかに1つの会社で60歳の定年退職まで勤め上げるのかが難しいかが分かりますね。このように一度くらいの転職は、そんなにめずらしくなくなってきた現代ですが、何回くらいまでなら履歴書の書類選考において不利にならないのでしょうか。
人生において転職回数が3回ということは、履歴書には4社が書かれていることになります。つまり、5社以上、履歴書に書かれてしまうことは、企業にとって、転職が多すぎる対象となってしまい採用において不利となるわけです。
業界によっては、応募者が20代であれば、転職回数が多くても、さほどこだわらないところがあるようです。若いっていいですよね。30代以降の方も御参考までに。これらの業界を転職応募先に選んだ人は、高い確率で転職成功を成し遂げていますので転職回数が多い人にはおすすめの業界です。
ここで注目したいのが、IT・通信です。転職回数において寛容なのもそうなのですが、異業種からの転職もしやすい業界なんです。IT・通信の場合、スキルをあげると転職をし、さらに高いスキルを使った仕事を実践していくことから、転職回数が多い=スキルが高いと評価されるようです。これは1位のメディカル系の看護師にも言えそうです。
一般的に30代、40代で転職回数が4回ともなれば多いなと思われる事をお伝えしました。ですが、転職回数4回の中身によっては、逆に評価されることもあります。例えば40代で転職経験が4回かあったとします。35~59歳の人の転職回数の平均は2.3~2.7回なので多めです。
1社目、2社目、3社目、4社目、転職活動中
AさんとBさんの違いは勤務期間が長い会社が最初にあるのか、最後にあるのかの違いですね。新卒時からの勤務期間が長い場合がAさん、現在からカウントして直近の勤務先の勤務時間が長いのがBさんです。どちらが、転職をして人生を豊かに出来るのでしょうか?
Bさんの方が、転職において有利だと言えます。AさんもBさんも転職回数は同じでしたが、Bさんは直近の勤務期間が長かったですよね。これは大きな武器になります。資格もそうですが、実務をしていないとペーパードライバーのようになってしまい、使えない資格となることも。難関資格では、定期的にブラッシュアップする機会を設けたり、英語のTOEICでは2年とスコアの有効期限が決められたりしています。
勤務期間が3~5年くらいで、仕事に関する知識があると判断されるようなので、転職応募企業を定めた場合で、勤務期間が短いなと思われた方は、まずは同じ職場で3年くらい勤務してみることをおすすめします。同職種、同業種で正社員ならなおさらいいでしょう。
ですが、直近の会社の勤続年数が長かったからと言って、放置期間が長くなると、価値が目減りしてしまいますので、ブランクが空かないうちに早めの転職を決めることをおすすめします。
勤務期間が短い場合は、職務経歴書にやる気をみせる一筆をしたためることをおすすめします。勤務期間は短いですが、一連の業務に関する知識は得ておりますなどとすれば、採用側も安心だからです。
転職回数が多くても、転職を見事に成功させている人もいます。その人達の共通点は、仕事に関して一貫性があるということです。退職理由は、決して労働時間の多さや、人間関係、体調不良などではなく、〇〇のような仕事を進めていきたいという意欲が見える履歴書、職務経歴書の内容です。さらに、志望動機では企業研究をきちんと行い、入社後の貢献に関するビジョンも明確に提示出来ています。ここに付随して、資格などのスキルも備わっていれば鬼に金棒でしょう。 年齢に関しても同じです。
転職回数が7回など、アメリカ並みに多い人がいたとしましょう。しかも、その人は定年間際だったとします。逆に、よくぞ採用されてきたなと思いませんか?型にはまらない、その人ならではの魅力があるから、こんなに転職を繰り返しても、企業は採用したのかなくらいに神秘的な印象さえ持つのではないでしょうか。
転職者も会社と同じく、成長株であれば、転職は多くても引手あまたになることもあります。前々職よりも前職というように、転職ごとに成長がわかる履歴書、職務内容や面接でのぞめばよいでしょう。