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企業の下調べが合否を握る!情報収集でライバルと差を付けよう

企業へ転職する場合、応募企業の下調べや企業研究によって、面接で好印象が残せることがあります。企業の情報収集をする場合に、おすすめしたい方法をお伝えします。

企業の研究はする方がいいの?しなくてもいい?

企業の研究はする方がいいの?しなくてもいい?

例えば、Aさんのことをあなたは好きになったとしましょう。Aさんは人気者なので、ライバルはたくさんいます。Aさんは女性を数人にしぼりました。さらに、決めかねたので、最終的にどれくらい自分のことを好んでくれているのかで決めようと思いました。女性達は改めて、Aさんについての研究を始めます。いい面だけでなく悪い面もあるかも知れません。それをAさんに上手く伝えられるかどうかが恋愛や結婚においてはポイントです。 実は転職において、企業と応募者はこれと同じような状況です。応募者が多すぎて、企業はその人を1人に絞れないという状況の場合、特にそうなります。企業は履歴書、筆記試験、面接と段階を経てから最終的に1人を採用するのです。 企業研究が十分出来ている人は、応募企業の良いところも悪いところも伝えることが出来ますし、自分が今後どのように取り組みたいのかまで伝えることが出来ます。企業研究をすることは、自分を好印象な人物として、採用側に残すための手段です。企業研究をする理由はそれだけではありません。

自分が心から納得する企業であることを再認識しよう

ブランド力だけで数社、数十社転職応募企業を選んだとします。企業研究をしなければ、自分がその企業を好きになった理由は、ブランド、給料、待遇などだけです。いくら条件がよくても、中身つまり事業内容、企業理念、社長はじめ社風なども好きにならなければモチベーションが落ちていくので早期退職につながります。企業研究をすることは、自分の中でその企業への転職意欲をより強め、熱意を持ち続けるための情報として持っておくことにもつながるのです。

企業の研究!必要最低限は知っておきたいこと

転職活動で、企業サイトが準備されている会社に応募するなら、製品情報、技術情報、会社情報、いろいろな企業情報を入手することが出来ます。しかし、企業サイトがない会社などは、やはり転職博や会社説明会などが実施されれば実際に参加することで、企業のリアルが分かるのではないでしょうか。

客観視された辛口情報を得るには?

企業のいい面つまり、主観的な企業サイトだけで応募企業とするのは、少し問題がありそうです。企業のサイトはその企業をアピールするサイトでもあるで、企業の素晴らしい面、いい面だけを網羅していることがほとんどです。例えば、経営難であるにもかかわらず、その面については伏せておくなどすることがあります。しかし、事実は新聞や業界誌などに掲載されることもあるでしょう。企業サイトの他に、業界誌なども活用しましょう。 入社後の様子や待遇面での満足、不満足だけを専門にしているサイトもありますので活用するのもいいです。また、客観的な情報で代表的なものは、財務諸表です。当期純利益が出ていたとしても、建物や土地などの固定資産を売却したことによる特別損失や、社債や借入金の返済によって、資産が年々少なくなってきているなど、表面的には分かりづらいものがあります。 企業サイトで、コアになっている事業をまずチェックします。そのコア部分についての、売上高がどうなっているのかを財務諸表で知ることが必要です。コア部分の事業にかかわる売上げが減少しているなら、その企業は将来的に右肩下がりになるでしょう。このように、財務諸表は企業サイトと併用しながら客観的事実としておさえておきたいものです。 株式を上場している企業の場合、株価の変動によって企業の業績を推測することも出来ます。Yahooのファイナンスでは、掲示板という欄があり、企業サイトでは知りえない、リアルな情報が掲載されていたりします。例えば、企業サイト上では、製品やプロジェクトとして掲載されている情報について、実は近日中に廃止が検討されているなどです。もちろん、逆にうれしい情報である場合もあります。競合企業の情報も得ることが出来ますしね。客観的情報を得る手段としてはおすすめです。 また、株価が上昇している企業はそれだけ資金繰りや事業が進んでいるので、新規人材の採用があることもあります。四季報や転職エージェントからの紹介の他にもオリジナルで企業を探すことが出来ます。

会社説明会で得た情報は貴重

会社説明会や、会社合同説明会はマストで出席すべきか迷うことがあります。転職応募企業が多ければ多いほどなおさらです。企業はそもそもどうして、会社説明会をするのでしょうか。

  • 沢山の人に会社の良さを知ってもらいたい
  • 本当に入社したい人だけに応募してほしい
  • 業界内の知名度をあげたい など

本当に入社したい人だけに応募してもらいたいという意図の中には、自分の会社に本当に入社したければ、会社説明会には来るだろうという考えも盛り込まれているようです。ある企業に入社した人が驚いたことがあります。それは、同期のうちの半分以上が会社説明会に来ていて顔見知りの人達だったということなんです。本当に応募したい人だけに来てもらいたい意図がある場合、当然会社説明会に来ていない人が面接で当たるより、あの時の会社説明会に来てくれていた人だという方が好印象です。会社説明会は出来るだけ参加しておくことをおすすめします。 もちろん、最終的にはその人の人間性が重要視されるので、会社説明会には来なかったけれど、企業のニーズにこたえられそうな人が来れば、ライバルとなる可能性もあります。しかし、会社説明会で好印象を残せれば、後の面接でも有利になることは間違いなさそうです。

自己分析とともに企業分析もしていこう

履歴書を書く前は、自己分析をしっかりすると思います。応募者は自分をよく知ることとともに、相手つまり企業のこともよく知らなければ応募しても、面接ですぐにバレてしまいます。本当にその企業へ入社したいことをアピールするためにも、企業研究は転職者にとって必要な作業だといえそうです。