転職して失敗したという方の声|前職で悩んだ理不尽と同じ目にあう
色々なタイプの上司理不尽な上司の存在を退職の理由として転職するというケースはよくあるものです。その原因となる上司というのはどんな人でしょうか。タイプ別に分類してみます。
まず、過去のしがらみや失敗を恐れて、次のステップに踏み出せないタイプ。このタイプは決断力と行動力が欠落しているので、繰り返し同じような会議や計画をマンネリ化させます。しがらみとは、社長の考えだから、この仕事は昔からこうだったから、というもの。失敗を恐れるケースでは、うまくいかなかったらどうしよう、今のままで安心、他社ではやっていないといった発言が常套句となっています。
次に、知識の受け売りタイプ。最近読んだ流行のビジネス書や参加した研修やセミナーから得た知識を受け売り的に押し付けてくる。だから、言う事に説得力がないため、共感できず腹落ちしないという上司です。
次は部下に対してお互いに話しあえを連発し、自ら決断することを回避するタイプ。一見物分りが良いように見えるのですが、実は責任逃れをしているだけなのです。
次いで、部下に対しては一見威勢がいいが、上や外に対しては一変しておとなしくなる内弁慶タイプ。つまり、外向きには真剣勝負できないタイプのことです。
そして、過去の成功体験にとらわれ過ぎるタイプ。同じ方法でやれば成功すると思い込んで、それを部下にも強制してくる。結果、柔軟な発想ができずに成長を妨げる上司になります。
他にも根性論タイプもいます。営業はとにかく足を使え。頭を下げろ。何度も足を運べ。という精神論の指示しかしてこないタイプです。
データ偏重タイプという上司もいるでしょう。データ分析こそが重要で、そこに具体的な行動が結びついてこないという人です。
また、仕事をスルーパスするタイプもいます。本来自分の責任で遂行すべき仕事を、自分の考え無しに部下に仕事を振って責任を取らせる人のことです。
憶測で考えるタイプも挙げられます。思いつきレベルの仕事を次々と指示して、部下を疲弊させるようなタイプです。
否定語を連発するタイプという上司もいます。否定ばかりするので、ミスをせず目の前の仕事をこなせればそれでいいという空気になってしまうのがネックです。
飲み会不活性タイプもまだまだ存在するようです。過去の自慢話や後ろ向きな話題ばかりで会の席を盛り下げて、逆にモチベーションを低下させる人を見たことはないでしょうか。
職場では、似たような会議不活性タイプがいます。会議は伝達や報告が中心で、議論する場にできないというもの。
自分が言いたいことだけを一方的に言うタイプもステレオタイプとして存在します。双方向のコミュニケーションが成立しないという点が特徴です。
ストレスと上司ざっと挙げただけでも、理不尽な上司はさまざまなタイプがいるものです。理不尽な上司の下で働くのは当然つらいもので、ストレスがたまって転職を決意するにまで及んでしまうわけです。
しかし、そんな理不尽な上司に自ら変わってもらうことを期待しても同じ目にあうだけ。耐え切れずに転職したとしても、他人本位では転職した職場でもまた同じ目にあうという失敗を繰り返すことになります。そのような理不尽さを持った上司などどこの職場にもいるものです。
では、同じ目にあって再び転職に失敗しないためにはどうしたら良いか。それは、自らが理不尽な上司と付きあう方法を身につけて仕事をしやすい環境を作るしかないのです。それができなければ、またまた転職に失敗して同じ目にあうのが関の山です。前職で悩んだ理不尽と同じ目にあってしまうだけです。同じ目にあって失敗しないための方法を探りましょう。
上司の理不尽はどこにでもある!対処方法を知っておこう
転職に失敗しないために、前職の職場にいた同じタイプの理不尽な上司から同じ目にあわないための付き合い方や対処方法を考えてみましょう。
上記のいくつかの理不尽なタイプの上司は、指示が一定せずコロコロ変わるという特徴があります。昨日と今日で言っていることが違う。さらにはそれを指摘すると逆切れしてくる。こんな上司に、前職と同じ目にあわないためにはどうしたら良いか。それには、確認をこまめに入れると良いです。仕事内容の期日や内容の確認はもちろん、証拠を示すと効果的です。
仕事を早めに進めることはどの職場でも大切ですが、特に早く進めることです。期日より想定より早く仕上げることで理不尽を言うきっかけを排除できるからです。
必要以上に感情的になったり、小さな事にも一方的に責めてくる上司には、表面的には申し訳なさそうな素振りを見せながら、内心では適度に聞き流してしまえばいいのです。言わせておけば済んでしまうこともあるものです。ただし、自分に明らかに非がない場合は敢然と立ち向かうというメリハリをつければ同じ目にあうことはありません。
最後に、一番シンプルな方法として、どうしても理不尽さに対処できなければ、策は講じずに気持ちの持ち方を変え、ひたすらどちらかの異動を待つという対処法です。ただし、これも自分が変わらなければ、転職前と同じ失敗をすることになってしまいます。
転職に失敗しないためには、やはり自分が変わることが最も効果的です。
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