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> 職務経歴書の書き方 応用編(最後まで読ませる書き方)
職務経歴書 基本編
好況・不況にかかわらず魅力的な求人には、必ず応募者が殺到します。まず最初に待っている関門は書類選考。書類選考は、ほぼ職務経歴書だけで判断されるといっても過言ではないドライな試験です。悩ましいのは応募者が増えるほどに、応募者1人当たりの選考時間は短縮されること。あなたの職務経歴書に注目を集め、書類選考を突破するための「3つのポイント」を伝授します。
人気企業の人事担当者は、応募者1人につきわずか「1分」で書類選考を済ますそうです。しかも1分は「平均」ですから、もっと早く判断するケースもあります。基本的に先頭から読み込みますので、最初にアピールポイントが盛り込まれていなければ、即「不合格!」と判断されることがあります。
だから「アピールポイントは先頭に集中させる」ことが大切なのです。「最後に盛り上げよう」と考え、熱いメッセージでラストをしめくくっても、それを読む前に「不合格ボックス行き――」かもしれません。
企業側はスケジュールなどの問題で、すべての応募者の面接をすることができません。面接に呼ぶのにふさわしい応募者をある程度の人数まで絞り込むことが書類選考を行なう目的でもあります。その基準は「求人票」に明記されています。
年齢、スキル、業界経験――。さまざまな項目がありますが、その中には「必須条件」と「できれば条件」があります。「×年以上の法人営業経験
必須
」「××資格保有者
歓迎
」など、語尾に注目するとよく分かります。その上で職務経歴書の作成の際に、「必須条件」を意識したキーワードを盛り込みながら、「できれば条件」にもフィットしていることを随所で見せます。
「自分という人物に興味を持ってもらう」という意味で、職務経歴書は「ラブレター」に似ているかもしれません。ラブレターに「名前だけ変更すれば必ず落ちる!」フォーマットがないように、職務経歴書にもひな形やフォーマットは存在しないと考えるべきです。
時間的な制約を考えれば、しっかりした職務経歴書を1つ作成し、それをコピーして提出するのが現実的ですが、「志望動機」や「自己PR」ぐらいは、応募する会社ごとに見直した方が合格率も高まります。キャリアの長い人は、相手に合わせてアピールポイントを変える必要もありますから、なるべく「オーダーメイド」を心がけましょう。
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