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書籍紹介Review
『上司に「仕事させる」技術』
著者:大久保幸夫
出版社:PHP研究所
価格:1260円
発行日:2006.4
日々上司に振り回され、飲みに行けば上司の愚痴ばかり。そんな日本人ビジネスパーソン必読!「ボス・マネジメント」のHOWTOをまとめた本を紹介。
仕事後の飲みの場で、必ずといっていいほど話題にあがるのが上司に対する愚痴。「上司に対してストレスをためていませんか」という問いに“自分、そうかも”と思う人はどのくらいいるだろうか。
本書は、上司をうまく使って仕事をする「ボス・マネジメント」について記したもの。上司に「仕事をさせる」というのは、部下が上司を戦略的に動かして、自分の仕事やチームの仕事の成果を最大限に高めることだ。この手法は、アメリカではごく一般的なことでありMBAプログラムに含まれ ている。
本書の中で著者は、上司はタダで使える便利なツールだと語る。感情的に嫌ったりしないで、上司が持つ便利な「7つの機能(キャリア・コーチ、アセッサー、トラブルシューター、スタンパー、ハイパー・プロフェッショナル、コ・ワーカー、ネットワーカー)」を最大限に活用すれば、会社すら動かすことができるのだ。
転職者の多くに、転職する理由を聞くと上司とあわないと挙げる人がすくなくない。ただ上司がイヤだから転職するのではなく、まずは一度「ボス・マネジメント」を行なってみてはどうだろうか。目の前にいる上司を攻略することで、転職せずともキャリアアップは可能になるはずだ。